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第49回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第49回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で三人麻雀初の魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

先月はまとめて打つ時間を取りたいと言いながら、結局1月で105戦と先々月より打ってないという体たらくぶり。今月こそはと言いたいところですが、こうした理由でネット麻雀の対戦数が伸びない私なのでまた同じようなことになるかもしれません。

雀魂牌譜

南1局0本場 

ドラが重なり1シャンテン。を残した方がリャンメン変化は多いですが、シャンポンでも待ちとしてかなり強くポンテンもきく形。ツモの3メンチャン変化だけをみつつ、早いリーチが入った場合に両無スジよりは通りやすいことから残しが勝ると判断しました。

アガれない方が切られてしまいましたが、ここでやるべき事は「鳴き無し」を解除すること。

スルーして残り1枚の待ちよりも、ポン打として次巡以降フリテンでない単騎待ちに手変わりさせた方がアガリやすいためです。打っていて思わず「何も本当にこのタイミングで切られなくてもいいじゃないか」と声が出てしまいましたが(笑)

ちなみにテンパイした段階では鳴き無しにしておくべきです。にラグがかかると、(アンコ、偽ラグの可能性があるので絶対ではないですが)もう1人の他家にこの瞬間はを通せると読まれてしまいます(数牌はのようなケースがあるのでこの限りではない)。

が合わせられた瞬間にツモなら、トイツ落としからの降り打ち狙いでを勝負するに見合うとみますが、下家の切り順からしては手の内になく、リーチ仕掛け双方に通る牌がまだ十分にあって降り打ちは期待できなさそう。放銃しにくい両スジを切ります。

山に残っている枚数4枚対1枚で1枚を先につかんでしまいましたが、自分が1枚の側で勝った時は気にも止めないことが多いもの。都合の悪いものばかり引っ張り出して自分の運の悪さを嘆かないようにしたいものです。

南1局1本場

上家がピンズ一色手傾向。3メンチャンを固定してもテンパイ率はそれほど下がらない。ドラトイツで鳴かれてもある程度押し返したい手牌であるからこそ、ポン待ちのようなケースをケアして先切りが有力だった気がします。この辺は結論を出しづらいところですが、手牌構成が読みやすく、手が進む牌を引きやすいので手を狭めてもテンパイ率が落ちづらく、チーテンでシャンポン待ちが残るようなケースが無い三麻であればこそ字牌の絞りや危険牌先切りが活きることも多いとみています。

先切りしなかったからには、鳴かれてテンパイの可能性もある以上ここでも先切りしないという一貫性に囚われたが故に、上家が手変わりした瞬間テンパイして放銃という最悪の結果になってしまいました。

南2局

ラス目ラス親で後が無いからと押してしまいましたが、見えているだけで跳満の西家にダントツの南家がリーチしてくるとなれば役無しでかなりアガリやすいテンパイであることが想定されます。そうなればここから無スジを切り飛ばしてアガれる可能性はかなり薄い以上、テンパイした時だけ勝負するつもりで打が良かったように思います。

南3局

裏1で倍満になりましたがラス確。前局の放銃を回避していればラス回避できていただけあって後悔が残る半荘となりました。次局以降に大チャンス手が入ることも珍しくない三麻だからこそ、アガリ目がかなり薄いケースではラス目だからと押し過ぎて自ら土俵を割らないようにしたいものです。

雀魂-じゃんたま-情報

2019年4月25日にサービスが開始された無料で楽しめるオンライン麻雀サービスです

雀魂サービス開始記事

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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