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ネマタの麻雀講座 第4回 「簡単かつ、重要なところから身につけよう」

ネマタの麻雀講座 第4回 「簡単かつ、重要なところから身につけよう」

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簡単かつ、重要なところから身につけよう

 選択(打牌、鳴き)と抽選(ツモ)を繰り返して、誰かがあがるか流局すれば局が終わります。一局あたりの結果は次のように分けられます。

  • アガリ(和了)
  • 振込み(放銃)
  • 他家のツモアガリ(被ツモ)
  • 他家が別の他家から出アガリ(横移動)
  • 流局

 このうち、成績に大きく影響するのは、点数を獲得できる、「和了」と、一人で点数を支払うことになる「放銃」です。つまり、アガリに近く、しかも高打点が期待できる時ほど、ミスせずアガリを目指す技術が重要になりますし、他家がテンパイしていて高打点が予想され、自分のアガリが厳しい時程、放銃を回避する技術が重要になります。

 逆に言えば、成績にさほど影響がでない局面においては、多少ミスをしても問題ありません。色々考えようとすると思考が追いつかずミスをしがちという方は、戦績に影響がつきやすい局面だけ集中して打ち、他はむしろ適当に打ってもよいくらいの心持ちで対局に臨んだ方がいいかもしれません。

 幸い、麻雀において重要かつ利用頻度の高い技術というのは、習得自体もさほど難しくありません。基礎さえ身につければ十分に戦えますし、応用的な技術についても、基礎が土台にあれば習得しやすいものです。あれこれ手を出して学んだ気になると、基礎が疎かになりがちです。当講座も、できるだけ簡単かつ重要なものから習得できるような作りにしたいと思います。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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