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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第66回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第66回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第二節四回戦C卓

▼対局者
私:福地誠
多井隆晴
Cさん:タケオしゃん
Ⓟ中嶋隼也

牌譜はこちら

66_1-min

 を引いてリャンメンが出来てもドラが出ていく手牌。それならをツモ切ることで待ちになった時に比較的出アガリしやすいように受けます。

66_2-min

 今回は以外に現物が無いこともありを手出ししていてもは出ていたと思われますが、局面次第ではを切ってを止められていたかもしれません。

66_3-min

 ソーズはどれも通りそうですが、ドラが待ちになるよりカンが残る方がアガリやすく既に満貫クラスあるのでトイツ落とし。

66_4-min

 は4枚見えなので受け入れは減りませんが、一応北家が待ちの可能性も無くはないので続けてを手出ししそうですがこれをツモ切り。これだけだと意図が分かりにくかったのですが…

66_5-min

 2巡後ツモでリーチすると西家から一発で出て裏1の跳満になりました。通っているとは限らないをツモ切っているのにリーチ宣言牌がなのですから、西家からは(は雀頭)からの切りリーチに見えたのではないでしょうか。もし宣言牌がならをトイツで落とされてこのアガリはなかったかもしれません。切り順1つ変わるだけで結果がここまで変わり得るゲーム。改めて麻雀の面白さを感じさせられました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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