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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第97回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第97回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第四節一回戦C卓

▼対局者
私:コーラ下さい
Bさん:就活生@川村軍団
石橋伸洋
Dさん:独歩

牌譜はこちら

97_1-min 結果的には放銃となりましたが、現物が1枚もなく、スジのも安全とは言い切れない局面。345三色テンパイなら十分な勝負手なので、今回は「安牌を水増ししつつ押す」のが有力そうです。

97_2-min 4枚見え。は南家には通るとは言えませんが先に打なら-待ちが読まれにくい。これくらいなら先切りに分がありそうです。

97_3-min ほどは抱えるリスクは少ないですが、ツモはテンパイしても打点が大きく下がることもあってかここでも受け入れを減らすリャンメン固定。

97_4-min テンパイを逃すツモですがこちらは先切りせずに打。今度はを残すとツモでもテンパイするので受け入れ枚数に大きく差がつきます。

97_5-min できればメンゼンで高打点を狙いたい手でしたが、終盤でリーチが入ったとなればテンパイ取り。西家のアガリを阻止することができました。

97_6-min 確かに赤2枚にタンヤオ、345三色とあるのでドラを残すメリットは薄いですが、序盤で特別安牌を抱える必要がある局面というわけでもありません。メンゼンでテンパイしやすく345三色もあるなら他に役をつけるメリットも薄いとみて1枚切れの打としそうです。

97_7-min 結果論かもしれませんが、を残していれば単騎テンパイのところで6000オールをアガっていました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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