第四節三回戦C卓

▼対局者
Ⓟ多井隆晴
Bさん：就活生＠川村軍団
Ⓟ石橋伸洋
Ⓟ中嶋隼也

牌譜はこちら

　ラス前トップ目で待ちのダマテン。東家南家ともそこまで点差がついてないので、ラス前に加点することでオーラス逆転されにくくするメリットも大きいとみてリーチしてそうです。

　チートイツに決め打ったラス目北家から3900和了。

　オーラス西家は逆転のために跳満直撃か倍満ツモが必要。かなり厳しい条件なので、素点が反映されるルールならラス確和了も考慮に入りますがここではメンツを崩してテンパイ外し。

　直撃裏裏か、をツモって裏裏なら逆転手になりました。厳しい条件でも狙ってみればテンパイまでは結構いくものです。

　東家も追っかけ、リーチ棒を出さずにダマにしていても、南家か西家にツモられれば3着以下に落ちることは確定。西家に逆転手が入っていた時こそ放銃でラスもあるとはいえ、着順を守るうえでもが出た時にアガれるようにリーチでしょう。

　2軒リーチを受けて南家は3フーロからオリを選択。降りきれるかも分からず、振ってもトップ維持があり、ツモられても2着落ちがある。苦しいとはいえリャンメンテンパイなら押した方がよかったように思います。

　結果的には押していればツモアガリしていたところを降り打ち。しかし3900止まりだったので席順差でトップのまま連荘です。

　逆転には倍満出アガリか三倍満ツモ条件。さすがにここまで条件が厳しいとなると、四暗刻の可能性は残しますがラス確和了もやむなしとみてアガリに向かいそうでした。

　結果は南家がアガってトップのまま終了。形としては待ちですが。は純カラで、ダマだと役がつかないのは1枚ののみ。東家北家は不要ならでも切りそうですが、アガってもほぼラスの西家はリーチするとを止める可能性も高く、北家が西家からアガった場合に着順が落ちるのでリーチが本当によいと言えるのかが気になりました。