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ネマタの戦術本レビュー第439回「現代麻雀最新セオリー 著:雀ゴロK その16」

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第3章No.1

 枚数不問の場合は11巡目あたりが分岐点とされていましたが、残り枚数次第で基準が大きく変わることが分かりました。手牌と巡目だけで鳴くかどうかを決めるやり方では対応できないことも多いと言えそうです。

 ただし、一般論としては残り枚数が多い方がアガリやすいのですが、見えてない牌ほど他家に使われやすく出アガリしにくいという性質があるのも確かです。終盤なら場から具体的な情報を得やすく、序盤から場に多く見えた牌は他家に持たれていない可能性がなおのこと高いのですから、枚数のうえでは終盤でもスルー有利、序盤から鳴き有利になっている領域に関しては実戦で基準をそのまま適用できるかは微妙なケースも少なくないとみました。

No.2

 枚数不問の場合は9巡目あたりが分岐点でした。ピンフが付かない場合に比べて残り枚数によって基準が大きく変動するのは、スルーと鳴きでアガリ率に大差ない場合は平和がつくならなおのことスルー有利。アガリ率に大差ある場合は打点が判断に与える影響が多いということでしょうか。

 他家の攻撃やテンパイ料の影響で、テンパイ取りに関しては巡目が深くなっても局収支があまり下がらない(安手テンパイに関しては流局間際になると局収支が大きく上がる)のに対して、スルーした場合は巡目が深くなるにつれ局収支が大きく下がっていくことにも注意が必要です。局収支上有利であればギリギリまでメンゼンのアガリを目指すべきですが、鳴くタイミングが遅れると早かった場合よりも損してしまうことになりかねません。今回の研究で意外なほどスルー有利の領域が広いことが分かったにもかかわらず、実際には打点よりアガリ率を重視するタイプの打ち手が比較的好成績を残していたのはそういった面があるからなのかもしれませんね。

No.3

 鳴いて3メンチャンが残るなら鳴き寄りになるような気もしますが、スルーしても3メンチャンテンパイの可能性は残るうえにメンゼンでテンパイする可能性は更に高くなるのでなおのことスルー有利という結果になりました。  

 「鳴いた場合」あるいは、「鳴かなかった場合」のどちらかにばかりこだわると判断ミスをしがちです。当然といえば当然なのですが、あくまで「鳴いた場合」と「鳴かなかった場合」の比較であることを忘れないようにしたいものです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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