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ネマタの戦術本レビュー第1085回「『麻雀技術の教科書』編 その17 著:井出洋介・小林剛」

ネマタの戦術本レビュー第1085回「『麻雀技術の教科書』編 その17 著:井出洋介・小林剛」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

第2章 1シャンテンに向かう考え方

case25 巡目を意識して打牌選択を行う

牌姿1、2は1シャンテンに取っても良形または役アリテンパイが残りやすい形。これならなおのこと遅い段階のシャンテン戻しはNGです。 

中盤以降のシャンテン戻しが悪手になりやすい理由にはテンパイ料の存在もあります。テンパイしたところで安手悪形、他家からリーチがかかるようならすぐに降りるような手であれば、テンパイに取ってもつまらないからと悠長な手組をしがちですが、元々アガリ自体が厳しい手であればなおのことテンパイ料が取れるかどうかも重要です。

序盤ではロスの枚数を気にして単に浮き牌から切っているにも関わらず、中盤以降で安手ではつまらないからとシャンテン戻しをする人も結構見受けます。例えば牌姿1ならマンズか字牌。牌姿2なら中張牌全般が手変わり牌に相当。シャンテン戻しするには巡目が遅いが、1シャンテンに取ってもイマイチな手組が頻出するというのであれば、もっと早い段階でシャンテン戻しをする手は無かったのかも意識しておきたいところです。

case26 自分で使っている牌の受け入れを外す

「場に1枚切れているリャンメン」と、「のように自分で1枚使っているリャンメン」とでは、テンパイまで残った場合にアガリやすいのは前者です。何故なら1枚切れの牌を切っている人は同じ牌を持っている可能性が減るので、見た目枚数が同じでも前者の方がアガリ牌が山に残っている可能性が高くなるためです。

ただし注意したいのはアタマが無い場合。例えば牌姿1のであれば、アタマが出来ても1シャンテンになるので、を残した方が手広くなりますし、最終的に1枚使いの待ちが残る可能性も低い。他のリャンメン(他に条件が無ければ、待ちとして残った時に次に弱いのが受けを考慮して打)を落とすことになります。手牌の形が変われば手牌を構成する組の価値も変わる典型例です。

麻雀技術の教科書

読めば勝率が上がる! すべての雀士必携! 新しい麻雀戦術書!

麻雀の打ち方は人それぞれです。
本書の著者の二人を比べてみても、井出プロは手役重視、
小林プロはスピード重視と、スタイルがかなり違います。

打ち方が正反対の二人に共通する考え方があれば、
それは、現代麻雀のセオリーといえるのではないか。
この問いから、本書は生まれました。

「アガリ方の基本を1冊に」
「複雑な牌姿でも、迷わず打てるように」
というのが基本方針ですが、
ルールを覚えたばかりの人でも読めるように
丁寧に解説することを心がけました。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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