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第216回 ネマタの麻雀徒然草

第216回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ                     

#10年を振り返る」がタイムラインで流行っていますが、私の場合は140字で語るにはあまりにインパクトが無く、かといって生きてきた環境が周囲の人とだいぶ違うので140字では理解されにくいためこちらで書き上げることにいたします。昨年から10年分ということで2009年から振り返ってみます。

2009年 大学を中退し京都で僧侶になる。山に籠って修行する宗派ではありませんが、平日は寮で一人の時間があまり取れず朝は6時前起床につき就寝時刻も早い。麻雀を打てるのは週末のみで、週末しか残っていないとなると優先順位はどうしても低くなります。

事実上麻雀は引退状態でしたが、それでも麻雀界と関わりが保てていたのは、相変わらず続けていた週末開催の勉強会や、今はなきドボン天国(天鳳SNS)のメンバーの方々のお陰でした。

年末に開催された、「日本麻雀ブログ大賞2009」に、ブログでもないのに「現代麻雀技術論」が大賞を受賞。この時のエピソードの話を始めると終わらなくなるのでまた後日どこかでお話することにいたします。

2010年 麻雀ブログ大賞を受け、近代麻雀の金本氏の依頼でコラムを手がけることになりました。4人がコラムを連載し、最も人気が低かった1人が脱落して別の人に変わるサバイバル戦。全く人気が取れなさそうな題材ばかりだったにも関わらず17回(8ヶ月半)続けることができました。これまでと何ら変わらないことをやっているにも関わらず原稿料をいただけるというのは嬉しいことである反面、何か不思議な気がしたものです。

2011年 夏頃に実家に戻ってPC購入。ようやく麻雀を打ち込めるようになったので天鳳再開。三ヶ月ほどで鳳凰卓に到達(『天鳳本』で紹介されているものとは別ID)。週末しか打てなかった頃の不調が嘘のように勝てたので、やっぱり数打てる環境が整わないと麻雀で結果を残すのは厳しいと改めて感じさせられました。

同時期よりとつげき東北氏と近代麻雀オリジナル誌上で、「もっと科学する麻雀」を連載。白黒半ページのコラムバトルから、フルカラーで数ページに進化と幸先の良いスタートになりましたが、残念ながら半年ほどで打ち切り。「近代麻雀」のwikiにも掲載されてないのが少し寂しいですね。

2012年 年明けに天鳳八段に昇段しますが、再び京都入りで実戦は一時休止。近麻は打ち切りになりましたが、今はなき「麻雀一番街」にて戦術記事を掲載させていただきました。管理人と参加者の方の努力の賜物ですが、コミュニティ間のトラブルも全く無く、大変居心地の良い環境でした。

私がサイト版「現代麻雀技術論」を書き連ねていた頃と比べ、為になる戦術記事、面白い麻雀ブログも増えたので、正直この頃は、私はもう用済みだから、今後は一介の麻雀打ちとしてだけ麻雀界に関わっていようとも思ってました。

2013年 しかし残念なことに、この人の記事をずっと読んでいたいと思える方々が、次々とフェードアウトされたのもこの頃でした。麻雀を打つモチベーションはだいぶ落ちてしまいましたが、こうなってしまった以上、ただの一介の麻雀打ちに戻るわけにもいかないような気がして、twitterにひたすら麻雀関連の話をつぶやく日々が続きました。

そんな中で、福地氏より「現代麻雀技術論」書籍化の話が持ち上がりました。もちろんその時は快く承諾の返事を送ったのですが、本当ならもっと優秀な戦術書が既に出版されていて、私が出る幕は無いからと断っていたかもしれないと思うと、手放しでは喜べないなとも思わされたことでありました。

たった5年分でだいぶ長くなってしまいました。後半は明日更新することにいたします。

 

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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