第12期雀竜位・斎藤俊プロ(日本プロ麻雀協会)によるプロ対局の寸評がスタートしました。今回は8月6日に行われた「雀王戦Aリーグ第8節」です。
雀王戦Aリーグ第8節
宮崎和樹-
3期後期入会。すぐに日本プロ麻雀連盟の第30期王位を戴冠。入会後B1まで直ぐに昇級、最後の壁をなかなか越えられなかったが、先期、遂に大願のAリーグに仲間入りする。プレーヤー以外にも麻雀オフ会ルールスターズ代表を担っている。
東1局 ドラ
8巡目、北家。皆様は何を切るだろうか。
宮崎の選択は。そしてヤミテンに構える。
11巡目に ツモ
と変化しリーチと出る。打点はないがソーズ下の場況良しとの判断であろう。見事読みが当たり700/1300を和了。彼は自身の読みと心中する覚悟を持っている。
東3局 ドラ
宮崎にチャンス手が入る。2巡目でこの形。
ツモ
第一打の捨て牌は。マンズの混一色気配を消すために一に一瞬手がかかるも、打
。ターツ、打点が足りている為だろう。しかしこの時下家の矢島は宮崎の手の動き、切ろうとした牌の位置を目視で確認。矢島は俗にいう理詰めの男だが、このような所作すら理に活用する。後に醸し出すマンズ一色気配に対し、余剰牌がある事を匂わせてしまう。そして矢島がマンズ待ちでリーチ。
後に宮崎から溢れたで8000の和了となった。
宮崎は本当に展開に恵まれなかった。
南1局
早々とタンヤオドラ3の満貫仕掛け。
ポン
ツモ
角谷は
自身は満貫コースであるが、強引に切り込んできた角谷に対し押し切れず、安仕掛けをしている矢島に差し込みせざるを得なくなってしまった。
的確な差し込みが出来るあたりは流石と言ったところ。展開に恵まれなくても出来ることをやる。とても大切なことである。
順位 | 氏名 | 第8節 | TOTAL |
---|---|---|---|
1 | 金 太賢 | 174.9 | 489.6 |
2 | 鈴木 たろう | 87.4 | 418.6 |
3 | 小川 裕之 | 85.0 | 368.2 |
4 | 矢島 亨 | 90.1 | 265.2 |
5 | 角谷 ヨウスケ | ▲66.0 | 234.0 |
6 | 仲林 圭 | 25.1 | 186.3 |
7 | 橘 哲也 | 7.8 | 82.5 |
8 | 鈴木 達也 | ▲138.9 | 68.2 |
9 | 阿賀 寿直 | ▲34.3 | ▲51.8 |
10 | 宮崎 和樹 | ▲12.3 | ▲120.9 |
11 | 佐久間 弘行 | ▲106.1 | ▲169.3 |
12 | 蔵 美里 | 127.1 | ▲221.5 |
13 | 伊達 直樹 | ▲87.0 | ▲265.6 |
14 | 鍛冶田 良一 | ▲33.3 | ▲543.6 |
15 | 土子 貴智 | ▲119.5 | ▲749.9 |