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高宮まり|進化を続ける超攻撃的「レディベルセルク」

高宮まり|進化を続ける超攻撃的「レディベルセルク」

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「レディベルセルク」の名を冠し、麻雀界でもトップクラスの人気を誇るプロ雀士が高宮まりだ。その異名通り、卓上では攻撃的なスタイルから圧倒的な勝利を掴み取っていく。その姿を見たファンからは「高宮無双」「女帝」といった声が上がるほど。Mリーグでは初年度からKONAMI麻雀格闘倶楽部に所属し、同じく初期メンバーの佐々木寿人とともに2022-2023シーズンもチームをけん引する。そんな高宮が、麻雀と出会ったきっかけやプロを目指すようになった経緯とは──。彼女の人物像に迫ろう。

目次

高宮まりの基本情報・プロフィールデータ

名前 高宮 まり(たかみや まり)
キャッチフレーズ レディベルセルク
生年月日 1988年11月8日
出身地 茨城県
血液型 O型
趣味・特技 スノーボード、カラオケ、カメラ
本人公式SNS Twitter
Instagram
所属団体 日本プロ麻雀連盟
所属チーム KONAMI麻雀格闘倶楽部
プロ入会年 2011年
主なタイトル

第11回女流モンド杯
第8期夕刊フジ杯麻雀女王
第1回女流プロ麻雀日本シリーズ
第1回AKRacing杯

その美しさからも人気が集まる高宮プロ。麻雀プロとしてだけでなく、グラビアアイドルとしても活動している。女流モンド杯を放送しているCSチャンネルのMONDO TVが制作する、イメージ番組「女神降臨」をDVD化した「高宮まり 女神降臨」は、オリコンのアイドルイメージDVD週間ランキング(2014年11月)で1位を獲得。その後もイメージDVDのリリースを続け、30代になってからも「九蓮宝燈」「Beautiful Dreams」「A Day In The Life」を発表。大人の色気と抜群のスタイルで人気を集めている。

経歴

2010年:日本プロ麻雀連盟27期生としてプロデビュー
2013年:女流モンド杯(第11回)に初出場で初優勝
2014年:第8期夕刊フジ杯個人戦で優勝
2016年:第1回女流プロ麻雀日本シリーズ優勝
2018年:MリーグドラフトでKONAMI麻雀格闘倶楽部から指名
2021年:第1回AKRacing杯優勝
2022年:和久津晶と共同で「MALUTA CAFE」を開店
2022年:YouTubeチャンネル「高宮まりのまりさんぽ」開設

麻雀との出会い・きっかけ

高宮が麻雀と出会ったのは高校卒業後、予備校に通っていた時のこと。漫画「だめんず・うぉ~か~」を読んで麻雀の存在を知ったそうだ。その後、オンラインで麻雀ができることを知り、入門書を手に麻雀へと挑戦。好きな時にいつでもできるネット麻雀の魅力にハマった高宮はオンライン対局を重ね、並行して雀荘でのアルバイトも始めることに。雀荘で働いていると、ゲストとして店を訪れるプロとの出会いもあったそうだ。そこで麻雀プロの世界を知った高宮は自身もプロになって試合に出たいと願うようになる。その後、高宮はさらに麻雀への愛と知識を深めていき、プロの道へ進むことを決意したのであった。

Mリーグの個人成績

開催年 順位 ポイント
2018年 19位 -273.9pt
2019年 9位 99.5pt
2020年 25位 -246pt
2021年 25位 -237.4pt

各団体の強豪プロが一堂に会するMリーグに、初年度から参戦している高宮。2018年シーズンは持ち味である攻撃的な戦いを封じられ、レギュラーシーズンで出場した16試合のうち、トップはわずか1回にとどまるという悔しい結果に。しかし、2019年シーズンはチーム最初の試合を任されてトップを獲得すると、シーズン終盤の4戦3勝などで、チームのセミファイナル進出へ貢献した。期待の大きかった2020年シーズンであったが、セミファイナルで78000点の大きなトップを取った以外は不安定な戦いに終始する結果となる。2021−22シーズンもチームはファイナルに進出した一方で、高宮個人としては満足とはいえない結果といえるだろう。2022−23シーズンは、さらなる進化を遂げたレディベルセルクの逆襲が見られるだろうか。

高宮まりプロの打ち方や雀風

©︎ABEMA

「猛撃プリンセス」「レディベルセルク」のキャッチフレーズ通り、高宮の麻雀は超攻撃型な雀風が特徴的だ。同時に、引くべきときは引いて構える冷静な判断力も持ち合わせている。当時は攻めることを重視していた高宮だが、KONAMI麻雀格闘倶楽部の大先輩、佐々木寿人と前原雄大の「きちんと攻めて、きちんとオリる」の姿勢を感じたことで、基本に立ち返ることにしたという。

攻めの場面では、彼女の"勝負勘"にも注目したい。相手のリーチに対して、勝負どころと判断した場合は危険牌でも潔く切り出す。一歩引いてしまいそうな場面でも、強気にリーチに踏み込めることも高宮の魅力だ。攻撃性の中に隠れた、独特の勝負勘も高宮の強さの秘訣だといえるだろう。相手の攻撃に屈することなく戦い続ける姿はまさに超攻撃的チームKONAMI麻雀格闘倶楽部にふさわしいといえる。

高宮まりの対局時の様子

麻雀最強戦2018女流プレミアトーナメント 喧嘩上等/5.5

麻雀最強戦公式

「麻雀最強戦2018女流プレミアトーナメント 喧嘩上等/5.5」は東一局から怒涛の展開となり、「高宮無双」と語り草にもなった対局だ。「喧嘩上等」の大会名通りに挑みたいと話していた高宮。宣言通り積極的にリーチを仕掛けていく。

東一局、3軒リーチを制した高宮は、本場を積み上げ東一局だけで5連荘。一気に点数を85800点まで伸ばした。ここまでの大量リードとあっては、他のプロたちもかわすことはできず、高宮が見事に逃げ切り優勝を果たした。

Mリーグ2018 レギュラーシーズン 2018/11/8 第2試合

高宮はこの日行われた第1試合にも出場していたが、結果は無念の4着。続く第2試合、東一局で萩原聖人(雷電)から12000点をあがり、その後は茅森早香(フェニックス)との一騎打ち状態に。茅森がトップ目、高宮が2着目の状態のまま迎えたオーラス高宮の親番。

鈴木たろう(ドリブンズ)のリーチが入り、高宮にとって苦しい展開になるが、持ち前の粘りで終盤になんとかテンパイを入れることに成功。このまま流局かと思われたが、なんと海底で茅森がたろうに放銃。結果、高宮がトップに浮上して対局終了となった。トップを追求する姿勢を貫いて見事に1着を獲得した高宮は、実はこの日が誕生日。対局後のインタビューでは「これは誕生日プレゼントかな」と笑顔を見せるのだった。

SNSでの評価・評判

プロ雀士だけにとどまらず、マルチに活躍する高宮プロ。多くのファンを魅了する秘訣は、麻雀に挑む姿勢、グラビアで魅せる美しさ、ファンサービスだ。次はどの分野で活躍していくのか。さらなる活躍が期待されている。以下では高宮プロに関する口コミを見ていこう。

高宮の代名詞ともいえるリーチを主体とした攻撃。そのアグレッシブな戦術に惹かれるファンも多い。

はたして実力のほどは? 高宮プロの演技力についてのツイートも。

グラビアアイドルとしても活動している高宮。プロ雀士のグラビアという珍しさからファンになったが、その雀風に驚いたという人も多い。

また、アーケード版麻雀格闘倶楽部にて2012年から毎年行われている「日本プロ麻雀連盟投票選抜戦」では、2014年から長らく1位を記録し続けていたことから圧倒的な人気の高さが伺える。(2015年以降は男女別部門に分かれての投票で、女性部門1位)

高宮まりのおすすめの動画

対局開始早々の三色確定即リーチが炸裂

真っ直ぐ手を進め、それがハマったときの高宮は強い。東1局で2メンツ入りの好配牌を手にすると、そこから一目散に123の三色へ。途中[一][三][五]のリャンカンに取れる形も、先に[五]を切る思い切りの良さを見せる。カン[二]でテンパイすると、迷わずリーチ。2巡後に[二]をツモって、先制点としては申し分ない2000・4000のアガリとなった。

条件をクリアする思い切りのいいリーチで逆転のアガり

高宮の雀風を表しているといえるのがこの動画である。オーラス、予選A卓から勝ち上がるためには1000・2000のツモか5200以上の出アガり、もしくは2600の直撃が必要な場面。条件を作るのが難しい配牌だったが、高宮は12巡目に[中]を暗刻にしてドラ1でリーチ。見事5200のアガりを決めて決勝進出となった。

高宮まりのニュース・こぼれ話

デジタル写真集『牌×牌』の第3弾が発売!

モデルと麻雀プロの二刀流・岡田紗佳プロと高宮の共演が好評の、デジタル写真集『牌×牌』の第3弾が2021年11月8日に発売された。3作目にして初めて海での撮影が行われるなど、グラビアアイドルの王道といえる内容になっている。麻雀プロの肩書がなくても十分に見応えがある2人の共演は、麻雀ファンならずともグラビアアイドル愛好家のお眼鏡にも適うことであろう。

和久津晶と共同で「MALUTA CAFE」を開店

2022年1月、高宮は和久津晶(連盟)と共同で「MALUTA CAFE」をオープンさせた。人気の麻雀プロ2人が運営に関わり、さらに多くの麻雀プロが日替わりで勤務するとあって、店には連日麻雀ファンが足繁く訪れている。麻雀を主体としたカフェではないため麻雀を実際に打ったことがない方でも気軽に来店でき、ダーツやオリジナルアパレルの購入を楽しめる。麻雀ファンの方は高宮・和久津プロデュースのおしゃれでスタイリッシュな「MALUTA CAFE」にぜひとも足を運んでいただきたい。

「淑女なベルセルク」から「レディベルセルク」へ

高宮のキャッチフレーズといえは、「淑女なベルセルク」で記憶していた人が多いのではないだろうか。普段はほんわかしているキャラクターで愛される高宮だが、いざ対局となると「狂戦士」(=ベルセルク)のごとく猛然と攻め続ける。高宮の麻雀スタイルや対局外での立ち振る舞いに非常にマッチしているキャッチフレーズといえるだろう。そのキャッチフレーズを、2022年5月から「レディベルセルク」にリニューアルした。「レディベルセルク」として、さらに進化した高宮の活躍に期待したいところだ。

YouTubeチャンネル「高宮まりのまりさんぽ」開設

2022年5月15日に、高宮のYouTubeチャンネル「高宮まりのまりさんぽ」が満を持して開設された。「さんぽ」というチャンネル名は、いろいろな所へお出掛けして、新しいことに挑戦したいという願いを込めたものだそうだ。これまで、高宮の地元・茨城県の筑波山に登った模様やグラビア仕事の裏側など、普段は見られない高宮の一面が見られる動画が配信されている。また、不定期ながら雑談生配信も行われているので高宮ファンはチャンネル登録必須といえるだろう。対局中に見せる姿とはまた違った素の高宮を見たい方にとってはこれ以上ないチャンネルとなっている。

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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