第二節四回戦C卓

▼対局者
私：福地誠
Ⓟ多井隆晴
Cさん：タケオしゃん
Ⓟ中嶋隼也

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　先にを引いた場合もこの巡目なら1000点リャンメンテンパイより、狭くても5200〜8000までみえる1シャンテンの方が勝るのでリャンメン落としでホンイツ狙い。

　リャンメンを外してマンズ染め狙いの南家が手出しで。まだノーテンの可能性もありますがこの手ならは止めるところ。ドラも切りづらいのでペンチャン戻し。浮き牌にくっつけばまだアガリの可能性はあります。

　を鳴いて役アリテンパイに取れるようにポン。

　苦しい形ですがにくっつくなり通るなりしてのテンパイを目指すチー。マンズを切らなければ南家に放銃することはないのですから、手牌を短くすることもほとんどリスクになりません。

　南家が手出しでいよいよホンイツテンパイ濃厚。これを北家がポンしてテンパイ。アガリやすいとは言えない待ちですが、振り込むリスクを負わずに済むなら、少しでも他家のアガリを阻止できる可能性を追求します。

 　が通ったので西家もポンテン。

　そして東家も単騎でテンパイ。相手の待ちが絞れるなら後手を引いてもアガリ、テンパイを目指して粘れることが増えます。実力者の多くはこういった粘りの技術に長けているものです。

 　全員が全員マンズを止めてテンパイする中、南家がをツモって満貫和了。見所の多い局でした。