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ネマタの戦術本レビュー第586回「麻雀AI戦術 著:水上直紀  その26」

ネマタの戦術本レビュー第586回「麻雀AI戦術 著:水上直紀 その26」

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Q55

 アガって1位、アガらなければ逆転されることが多く、放銃したとしても2位止まりであることが多い。良形テンパイなら迷わず押すところです。

 次巡以降無スジを引いたところで降りは考えないので、が出てもアガれるようにリーチしそうですが、AIは僅かながらダマ優勢と判断。AIもアガリ率はリーチが高いと判断しているので、ダマの理由はリーチ棒を出したために逆転される(リーチすると親のリーチドラ1の3900横移動やリーチのみ2000直撃で逆転、ダマなら続行)ケースがあるためでしょう。このあたりも人間が定量的に判断するのは難しいので、次回作があるなら類似の問題を検証していただきたいものです。

Q56

 トップ目だからというよりは、親なのでアガったところで局が流れず、アガれたところでリーチのみでは最終順位があまり良化しないのでリスクを負う必要性が薄いというのが大きそうです。

 今回は南家の最終手出しがということでの放銃リスクが高いこともあり、アガって局を消化できる子だとしても結論自体は変わらなさそうですが、類似の問題で親か子かでどう判断が変わるのかも気になるところです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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