雀聖昇格時点の戦績がこちら。玉の間のトップの順位点は160、玉座の間は240。ラスのマイナスは雀聖☆1は▲240。昇格するたびにラスのマイナスが25pt増えるので、雀聖☆3→魂天を玉の間で打つ場合の順位点は160-0-▲290になります。天鳳三麻特上で十段→天鳳位を目指すより配分が厳しいため、玉座の間が立つまで保留することを考えていましたが、もし現在の戦績を維持出来るなら魂天に到達できる計算。あえて茨の道を進むかどうか迷っているところです。
▼雀魂牌譜
南1局
今回は「雀魂の愉快な仲間たち」に投稿された牌譜を検証。東家の仕掛けはポン打、ポン打でその後はツモ切り。2フーロしているラス目東家の現物待ちでもある平和のみテンパイをリーチするかどうか。打ち手の方はダマを選択。
一発ツモを逃しましたが、東家は跳満テンパイ。ここだけ見るとやっぱりダマでよかったとなりがちですが、ある方から「東家の仕掛けが高いように見えない」との意見をいただきます。その時思い出したのが「お知らせ本」で取り上げられていた副露手の復元作業。鳴きが入ってからトイツ以外の手出しが入っていないので、もしここでトイトイテンパイであるとするなら、打とした時点で1アンコ5トイツ。つまり単騎のチートイツでダブルリーチが打てるところでテンパイに取らなかったことになります。
普通はそんなことをするのは有り得ないのでトイトイテンパイという仮定が誤り。テンパイしているならリャンメンテンパイで役はのみだから安いという話になりますが、現実に東家の手牌はトイトイテンパイ。ということは…
本当に配牌でテンパイしてました。しかもこの手牌ならピンズか字牌の浮き牌を引けばダマでも跳満テンパイでダブルリーチするより高い。ダマにとってが出ても4800止まりなので、それよりはアンコが出来た時の四暗刻、出アガリでも倍満ある1シャンテンへの変化をみてテンパイ取らずの打はむしろ合理的です。
そして、のみリャンメンテンパイのケースについても、実は案外多くないのかもしれません。もしリャンメンを落とすことでホンイツかトイトイで2翻つくなら点数状況的にそうするのが自然。のようなケースでも、がソーズか字牌ならホンイツ狙いで打、ピンズならポンの後ソーズを落とす手も考えられます。がの場合も、がコーツにならないとアガれないので、とのシャンポン待ちになった場合に役がつかない方が出にくいように、あるいはを危険牌で浮かせないようにという理由で打とされることが多そうです。もちろん手順として否定まではできませんが、考えられるパターンが限定されるほど、前述のようなチートイツテンパイに取らなかったケースの頻度が上がり、レアケースとまでは言えなくなります。
そうすると、今回のような跳満テンパイが稀とまでは言えないとみてダマに受けた方がよかったのか、そのことを踏まえたうえでもまだリーチがよかったのか。麻雀はまだまだ知らないことが多過ぎるということに改めて気付かされることでありました。
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