麻雀プロリーグ朝日新聞Mリーグ2021-22セミファイナルシリーズ、6日目が3月29日(火)に開催された。



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第1試合結果
第1試合結果記事はコチラ!

第2試合出場選手

東:岡田紗佳
南:石橋伸洋
西:伊達朱里紗
北:勝又健志
第2試合
東1局は石橋と勝又のリーチ対決。


2軒リーチに挟まれ、親の岡田が選んだのは生牌の対子落とし。この
が勝又の当たり牌。

勝又が8000のアガリでリードを得る。

東2局、石橋ドラのとダブ東の
が対子。ネックのカン
をチーしていくも、
と
が山に深く、なかなかテンパイしない。

その間、勝又がタンヤオトイトイのテンパイ。

ピンフのテンパイをヤミテンにしていた伊達が放銃し、勝又が連続でアガってリード。


東3局は伊達がフリテン五面張のリーチも流局。

次局は岡田が2600のアガリで局を進める。

東4局、先制テンパイは一気通貫が完成した岡田。ヤミテンにとるが、石橋、伊達がリーチ。


これを受けて岡田が両者に通っているを切って
と入れ替え、リーチに踏み切った。

すると石橋が岡田の当たり牌を一発で掴む。なんと入れ替えた
が裏ドラで岡田の12000のアガリとなった。

南1局、ここまでアガリが遠かった石橋が1300・2600のアガリ。

親番を迎えた石橋、リーチして1人テンパイで流局を挟んだ南2局1本場。勝又に配牌でドラのが暗刻。

ネックのペン、カン
をチーして12000の
待ち。

すると親の石橋がリーチ。一発目に石橋の当たり牌を掴んだ勝又だが、まっすぐに打ちぬく。石橋の5800のアガリとなった。

次局は伊達がダブ南のをポン。対子の
を落して萬子のホンイツへ。

石橋がピンフ一盃口ドラドラのテンパイをヤミテンにするが、伊達がツモアガって2000・4000。だんだんと4人の点差が近づいていく。


南3局、親の伊達がカン待ちのリーチ。岡田もタンヤオ赤赤の手牌で
が打ちだされるかと思われたが、
は切らずに結果カン
待ちのテンパイ。


どちらの当たり牌も残り山に1枚ずつだが、アガリは出ずに流局。
連荘した伊達が四暗刻の一向聴。

をポンしてテンパイしたところに石橋がリーチ。

一発目に石橋の当たり牌を掴んだ伊達。逡巡するが自身は3着目。決めればトップがかなり近づく自身の手牌を優先し、
を河に置いた。

石橋のアガリとなり、なんと雀頭のが裏ドラで12000のアガリ。トップ目でオーラスを迎えることとなった。

南3局1本場のこの石橋のアガリだが、点棒授受の間違いが発生しており、石橋が1000点少なく、伊達が1000点多い表示となっていた。これに全員が気付かず、オーラスに入る。
本日の第2試合、オーラスの点棒のズレについて。
— KONAMI麻雀格闘倶楽部@Mリーグ【公式】 (@mfcmleague1) March 29, 2022
南3局1本場、伊達選手が12300点を支払った後に供託の1000点を無意識に自身の点箱に戻してしまいました。
点棒授受は卓の選手全員で確認するものとはいえ、発端となる当事者であり、皆様にご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。
後に訂正が入るが、その誤った点数表示のままで途中まで全員手牌を進行させており、岡田もツモか石橋からの直撃1000点でトップになるタンヤオへ向かって仕掛けていた。

点数が訂正された後、岡田は着順アップには足りなかったが、3着目の勝又との点差も迫っており、1000点でアガって2着をキープ。石橋がトップで終了した。
この石橋のトップでPiratesはトータル5位から4位に浮上した。

第2試合結果
Pirates(小林3着・石橋1着)+32.4
麻雀格闘倶楽部(滝沢1着・伊達4着)+7.0
風林火山(亜樹2着・勝又3着)▲6.7
サクラナイツ(堀4着・岡田2着)▲32.7


3月29日トータル結果
Pirates(小林3着・石橋1着)+32.4
麻雀格闘倶楽部(滝沢1着・伊達4着)+7.0
風林火山(亜樹2着・勝又3着)▲6.7
サクラナイツ(堀4着・岡田2着)▲32.7
Piratesが加点に成功して上位チームとのポイント差を縮めて4位に浮上。全体のポイント差がやや縮まる結果となった。風林火山はトップが取れず、試合数が徐々に少なっていく中で次の出番こそはトップが欲しい状況が近づいてきた。


