人気女流プロ32名が対局する、麻雀店グループ「カボ」とMONDO TVによる華々しいタイトル戦「第14回カボクイーンカップ」の予選第1ブロックが4/26に開催され、A卓からは米崎奈棋、B卓からは小笠原奈央が予選を勝ち抜き準決勝進出を決めた。
予選は各卓二回戦行われ、25000点持ち、30000点返し、順位ウマが10-30。二回戦終わった時点で首位のプロが準決勝進出となる。
A卓の出場者は上記写真左から中川由佳梨(日本プロ麻雀連盟)、柚花ゆうり(日本プロ麻雀協会)、高宮まり(日本プロ麻雀連盟)、米崎奈棋(日本プロ麻雀協会)。
1回戦は中川と米崎の熾烈なトップ争い。オーラスを迎えた時点で中川が37900点持ち、米崎が37700点持ちという熾烈な状況。ラス親の米崎が両面待ちの69pをツモあがり、あがりやめとして1回戦を制した。2着は中川、3着は柚花、高宮は4300点持ちのラスと厳しいスタートとなった。
2回戦は東1局に米崎が中川からの12000の直撃。ほぼ米崎の通過が決まったかと思われたがその後の1本場で中川がすぐさまメンホンを立直してツモあがり3100・6100のあがりを決め追いすがる。
東4局に1回戦4着となった高宮が大きく加点しトップ目に立つも、南1局1本場に中川がタンヤオのみのカンをダマテンとし、見逃しをかけた後に待ちのタンピンに振り替わり立直。高宮から12000の出あがりとなり、大きな一局となった。その後、再び高宮がトップに立つも、トータルポイントで中川と米崎が並び、あがった方が準決勝進出という状況に。最終局となった南4局4本場は、中川がカンの聴牌を先に入れ、米崎がが余りそうなイーシャンテンとなり、中川優勢かと思われたが、米崎のシャンポン受けが埋まり、が余らない形で立直。中川が米崎の当たり牌を掴み、米崎のあがりで決着となった。
南3局までは全員に現実的な条件がある熾烈な争いを米崎が制し、準決勝進出を決めた。
順位 | 選手名 | ポイント |
---|---|---|
1 | 米崎奈棋 | 36.3 |
2 | 中川由佳梨 | 23.5 |
3 | 高宮まり | 16.0 |
4 | 柚花ゆうり | ▲75.8 |
B卓の出場者は上記写真左から小笠原奈央(日本プロ麻雀連盟)、黒沢咲(日本プロ麻雀連盟)、綾瀬まり(日本プロ麻雀協会)、魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)
これまで多くの実績を残している黒沢、魚谷に小笠原と綾瀬が挑む戦いとなったが、1回戦目の南2局の親番で小笠原が爆発、ダブル立直での6000オールツモなど、一気に加点し最高で10万2百点持ちのトップ目となった。しかし、その時1万6千6百点持ちと83600点差をつけられていた魚谷が南3局の親番で爆発。あがりを重ね、なんと10本場まで積み上げ一時小笠原を逆転。10本場では小笠原が魚谷から1000は4000を直撃し、再度トップ目となるも、オーラスに魚谷が再び逆転し、71600点持ちのトップ、小笠原は71000点持ちの2着となった。綾瀬は3着、4着は黒沢となった。黒沢は大きなラスとなったが、の暗槓(当大会規定により3000点オールの収入)後にツモり四暗刻の立直を打つなど見せ場を作った。
2回戦も魚谷と小笠原のマッチレースに。魚谷、小笠原両者の親番が終わった後の南3局の時点で魚谷とトップ目の小笠原の差が16400点差となっていたが、魚谷が小笠原からリーチ、三色、ドラ、裏の8000点の直撃。本場と供託込みで逆転してオーラスを迎える。
オーラスの魚谷と小笠原の差は1200点。ほぼあがった方が優勝という状況となったが、小笠原が二枚切れの待ちのタンヤオ、二盃口をツモあがり、熾烈な戦いに決着をつけ、準決勝進出を決めた。
順位 | 選手名 | ポイント |
---|---|---|
1 | 小笠原奈央 | 119.2 |
2 | 魚谷侑未 | 111.0 |
3 | 綾瀬まり | ▲52.1 |
4 | 黒沢咲 | ▲178.1 |
予選第2ブロックは6月14日(木)の12時から開催される。
対局者は
A卓
大島麻美(日本プロ麻雀協会)
手塚紗掬(日本プロ麻雀連盟)
早川林香(日本プロ麻雀連盟)
宮内こずえ(日本プロ麻雀連盟)
B卓
浅見真紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)
西城凛(日本プロ麻雀連盟)
冨本智美(日本プロ麻雀協会)
水瀬夏海(日本プロ麻雀協会)
とこちらも注目のメンバーが揃っている。
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