近代麻雀プレミアリーグ2015 前期 第7節A卓が6月28日に麻雀最強戦チャンネルで放送され、瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)が待望のトップをとった。
今回の対局者は決勝戦進出は間違いないと思われる小林剛(麻将連合)と鈴木達也(日本プロ麻雀協会)。
逆にトップをとらなければ決勝戦進出は厳しい佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)と瀬戸熊の戦いとなった。
東2局1本場で佐々木のリーチに追いついた瀬戸熊が追っかけようとするもリーチ宣言牌で8000点を放銃してしまう。
東3局になり今度は小林がリーチ。瀬戸熊はまたも追い付きリーチをかけるも二人テンパイで流局。
南2局、親の瀬戸熊が七対子をリーチ。これをものにし瀬戸熊の連荘が始まるかと思われたが佐々木がそれを阻止。
南3局には鈴木もアガって、オーラスを比較的点差が少ない状態で迎えた。
南3局終了時の点数は以下の通り。
佐々木33600点-鈴木24700点-小林22500点―瀬戸熊19200点
佐々木はアガりトップ。トータルのポイント的にもここはなんとしてもトップで終わりたい。
鈴木は無理してトップをとりに行く必要はないものの、一応満貫ツモを見ながらというところか。
小林は3着でもおそらく決勝進出には問題ないが、やはりポイントを減らしたくないので2着は狙いに行くか。
そして瀬戸熊はトップが必要。そのためには跳満ツモが必要だ。
南4局、親の小林が東をポン。やはり小林は2着以上を狙うのだろうと思われた。
500オールをツモったが2着にはまだ足りない。
次局親の小林からリーチが入り、瀬戸熊もテンパイ。
しかし出アガリだと点数が足りず、三色ではない方をツモった場合は裏ドラ勝負となる。
瀬戸熊は三色ではない方をツモったらどうするのか。議論がなされる中、見事三色の方をツモ。
解説の石橋も、すごい、とやや唖然としていた。
上位2名がマイナスし、下位2名がプラスした。
しかし依然として小林・鈴木は余裕のあるポイント。
佐々木・瀬戸熊は次節は大きなトップをとる必要がある。
7月5日に放送された第7節B卓のタイムシフトは7/12 23:59まで。タイムシフト視聴はこちら。
今後のスケジュールは以下。
近代麻雀プレミアリーグ2015 前期 第8節A卓 7月12日 21:00から 放送ページはこちら。
近代麻雀プレミアリーグ2015 前期 第8節B卓 7月19日 21:00から 放送ページはこちら。
順位 | 名前 | Total | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 |
1 | 小林剛 | 245.2 | 76.5 | 70.0 | 70.8 | 58.8 | ▲43.7 | 55.9 | ▲43.1 |
2 | 鈴木達也 | 141.6 | 70.5 | 55.8 | ▲26.8 | 69.7 | ▲18.7 | 10.0 | ▲18.9 |
3 | じゃい | ▲9.6 | ▲1.9 | ▲18.2 | 6.6 | ▲51.9 | 54.5 | 1.3 | - |
4 | 魚谷侑未 | ▲22.9 | ▲22.3 | ▲48.5 | 61.8 | 4.3 | 3.4 | ▲21.6 | - |
5 | 石橋伸洋 | ▲53.4 | ▲58.3 | ▲17.7 | ▲50.6 | ▲57.6 | 62.8 | 68.0 | - |
7 | 佐々木寿人 | ▲79.8 | ▲16.2 | 11.7 | ▲19.2 | ▲22.1 | ▲22.5 | ▲21.5 | 10.0 |
8 | 瀬戸熊直樹 | ▲108.9 | ▲52.3 | 10.8 | ▲48.2 | 17.1 | ▲40.5 | ▲47.8 | 52.0 |
6 | 藤田晋 | ▲111.8 | 4.0 | ▲63.5 | 5.6 | ▲18.3 | 4.7 | ▲44.3 | - |
近代麻雀プレミアリーグとは唯一の麻雀専門誌・近代麻雀の編集部が厳選したプロ・著名人の麻雀強者8名で長期の総当たりリーグ戦を行い、真の麻雀実力者を決める戦い。
一人8半荘ずつ打って、上位4名を決定。上位4名で決勝戦を行い優勝者を決める。
ルールは麻雀最強戦ルールにのっとり、25000点持ちの30000点返し、順位ウマが10・30。
優勝者には賞金のほかに、12月に行われる麻雀最強戦2015ファイナルの出場権が与えられる。
4月~7月で前期優勝者、8月~12月で後期優勝者が決定。
放送はニコニコ生放送「麻雀最強戦チャンネル」で毎週日曜21時から1半荘ごとに生放送される。
【前期メンバー】
瀬戸熊直樹・佐々木寿人・鈴木達也・石橋伸洋・小林剛・魚谷侑未・藤田晋・じゃい