Mリーガー4名が監督になり、それぞれ3ランクのYoutuberを率いたチーム戦、「神域Streamerリーグ」の第8節が8月19日に配信された。
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第8節は実況に小林未沙、解説にチームヘラクレスの監督でもある松本吉弘が登壇。ゲストには青森りんこさんを迎えた。
今回も福岡、名古屋の二ヶ所で無料のパブリックビューイングが開催された。福岡会場ではゲストにVtuberの舞鶴よかとさん、今酒ハクノさんを迎えてのスペシャルパブリックビューイングとなった。
第22試合出場選手
東家:渋谷ハジメ(Cランク)
チームヘラクレス
南家:村上淳(Sランク)
チームアトラス
西家:天宮こころ(Bランク)
チームアキレス
北家:天開司(Bランク)
チームゼウス
第22試合
個人タイトルも狙う3選手と首位チームアトラスの村上がぶつかった第22試合。
東1局1本場、親番の渋谷ハジメ選手がのポンから仕掛け、トイトイを狙う。そこに村上がピンフ・赤2で聴牌、待ちでリーチをかける。3段目に差し掛かったところで村上がをツモ、2000・4000のアガリを決めた。
東2局、天宮こころ選手が両面チーから仕掛け、村上の親番を流しにかかり、500・1000のアガリとなった。
東3局、親番の天宮こころ選手が5巡目に辺待ちの聴牌、を切っての即リーチを選択する。渋谷ハジメ選手から当たり牌がこぼれ、これに裏が1枚乗り、天宮こころ選手が7700のアガリを決めた。
東3局1本場、親番の天宮こころ選手が辺待ちの先制リーチ。仕掛けていた天開司選手が嵌待ち、渋谷ハジメ選手が嵌待ちでそれぞれ聴牌するが、親リーチに対しオリを選択。流局するかと思われた矢先、天宮こころ選手が最後のツモ番でを引き寄せ、2000オールのアガリとなった。
東3局3本場、村上がのシャンポン待ちで先制リーチ。そこに待ちで追いついた天開司選手が追いかけリーチ、2人のぶつかり合いとなった。渋谷ハジメ選手の手牌に安全牌がなく、放銃が危ぶまれたが見事回避。天開司選手がを掴む形で決着がつき、村上が5200のアガリを決めた。
東4局、親番の天開司選手がのポンから仕掛けていく。が重なりターツ選択を迫られる局面、場況を見極めを落とす。のシャンポン待ちになった直後、村上がを掴み、天開司選手の12000のアガリとなった。これには解説の松本も「鳥肌が立った」と絶賛していた。
南1局2本場、親番の渋谷ハジメ選手がホンイツで仕掛け、待ちで待望の満貫聴牌を入れる。そこに天宮こころ選手がタンヤオで仕掛けを勝負、のシャンポン待ちの聴牌となった。直後に渋谷ハジメ選手がを掴み、天宮こころ選手の2000のアガリとなった。
南2局、親番の村上が待ちで先制リーチ。渋谷ハジメ選手も待ちで追いかけリーチをかけるが、安全牌に窮した天宮こころ選手からがこぼれ、村上の3900のアガリとなった。
南2局1本場、親番の村上がホンイツで仕掛け、待ち満貫の先制聴牌。そこに嵌待ちで追いついた渋谷ハジメ選手がリーチをかけ果敢に立ち向かう。終盤に村上がを引いて決着がつき、4000オールのアガリとなった。
南2局2本場、天開司選手が待ちで先制リーチをかける。ホンイツの仕掛けを入れていた親番の村上ものシャンポン待ちで追いつく。終盤に天宮こころ選手からがこぼれたが、天開司選手の頭ハネとなり、2000のアガリとなった。
南3局、渋谷ハジメ選手が待ちで先制聴牌、345の三色への変化を見てダマを選択する。しかし直後にをツモ、700・1300のアガリとなった。
オーラス、渋谷ハジメ選手がピンフ・一盃口・赤・ドラ2で聴牌、3着浮上の条件を満たす待ちのリーチをかける。現状2着目の天宮こころ選手も三色で聴牌、嵌待ちのダマを選択する。2人のめくり合いになるかと思われたが、待ちの平和聴牌をひっそりと入れていた村上がこれを仕留め、1000のアガリでトップを確定させた。チームアトラスはさらにリードを広げ、優勝へと一歩近づいた。
第22試合トップとなった村上は「紙一重の戦いで、めくり合い1つ負けていたらトップを取れていなかったと思います。天開司選手に12000を放銃してしまった時はクラクラしました。チームアトラスは順調で、僕が一番の不安要素なので、次戦も出て神域リーグ打ち納めとします」と語った。
第22試合結果
1位 村上淳(チームアトラス)+65.8
2位 天宮こころ(チームアキレス)+11.6
3位 天開司(チームゼウス)▲22.0
4位 渋谷ハジメ(チームヘラクレス)▲55.4
第23試合出場選手
東家:Fra(Cランク)
チームゼウス
南家:天宮こころ(Bランク)
チームアキレス
西家:村上淳(Sランク)
チームアトラス
北家:渋谷ハジメ(Cランク)
チームヘラクレス
第23試合
天宮こころ選手、村上、渋谷ハジメ選手が連投となった第23試合。
東1局、親番の渋谷ハジメ選手がのシャンポン待ちで先制リーチ。中スジになっていたが村上からこぼれ、渋谷ハジメ選手が2000のアガリを決めた。
東2局、Fra選手が嵌待ち、渋谷ハジメ選手が辺待ちでそれぞれ聴牌を入れる。そこに親番の天宮こころ選手が七対子待ちでリーチ。この局はFra選手がをツモり決着がつき、300・500のアガリとなった。
東3局、Fra選手が待ちで先制リーチ。親番の村上も一気通貫が完成して嵌待ちの聴牌を入れる。Fra選手の方が圧倒的に有利かと思われたが、直後に村上がを引き寄せ、6000オールのアガリを決めた。
東3局2本場、渋谷ハジメ選手の手牌がピンズに伸び、をポンして待ちの満貫聴牌を入れる。そこに親番の村上が待ちでリーチを選択、場に緊張が走る。この局はFra選手からリーチ宣言牌としてが打たれ、渋谷ハジメ選手が8000のアガリを決めた。
東4局、村上が仕掛け、タンヤオ・赤・ドラ2の嵌待ち聴牌が入る。そこに親番の渋谷ハジメ選手がのシャンポン待ちでリーチ。のシャンポン待ちに変化した村上だったが、を掴んでしまい、渋谷ハジメ選手が12000のアガリを決めた。
東4局1本場、天宮こころ選手が待ち、高目のだと一気通貫になるリーチをかける。を3枚持っていた渋谷ハジメ選手からがこぼれ、天宮こころ選手が8000のアガリを決めた。
南1局、ここまで苦しい展開が続いていた親番のFra選手に待ちの絶好の聴牌が入り、先制リーチ。これに対しの後付けでかわしにかかった天宮こころ選手からがこぼれ、Fra選手の12000のアガリとなった。
南1局1本場、村上がとドラのをポンして待ちの先制聴牌。終盤にFra選手からがこぼれ、村上の8000のアガリとなった。
南2局、村上がなんと3巡目にホンイツの聴牌、待ちでリーチをかける。村上とトップ争いをしている渋谷ハジメ選手が果敢に立ち向かっていき、待ちのトイトイを聴牌。村上から打たれたを大明槓すると、リンシャンからを引き寄せ、嶺上開花・トイトイの1600・3200のアガリを決めた。これには解説の松本も思わず立ち上がって喜びを見せた。
南3局、トップ目となった渋谷ハジメ選手が待ちで先制リーチ。ほどなくしてをツモ、裏ドラが1枚乗り1300・2600のアガリとなった。
オーラス、村上がのポンから仕掛け、2着確定へと向かう。Fra選手もタンヤオで仕掛け、嵌待ちの聴牌を入れる。そこに天宮こころ選手が七対子・赤・ドラ2で聴牌、待ちでリーチを選択。Fra選手と天宮こころ選手の熾烈な3着争いとなったが、村上から天宮こころ選手の現物であるが打たれて決着がつき、Fra選手の1000のアガリとなった。渋谷ハジメ選手がチームヘラクレスにとって起死回生のトップを持って帰った。
第23試合トップとなった渋谷ハジメ選手は「プレッシャーを感じずにのびのびやろうと思って打ちました。南2局の嶺上開花は、流れを変えるにはここだと思ってカンを選択しました。前回、前々回と苦しい戦いが続きましたが、なんとかトップを取ることができました。応援してくださった方々ありがとうございます!」と嬉しそうに語った。
第23試合結果
1位 渋谷ハジメ(チームヘラクレス)+66.9
2位 村上淳(チームアトラス)+12.5
3位 Fra(チームゼウス)▲28.7
4位 天宮こころ(チームアキレス)▲50.7
第24試合出場選手
東家:ルイス・キャミー(Bランク)
チームアトラス
南家:千羽黒乃(Aランク)
チームヘラクレス
西家:鈴木たろう(Sランク)
チームゼウス
北家:郡道美玲(Cランク)
チームアキレス
第24試合
チームアトラスの独走を他3チームは是が非でも止めたい第24試合。
東1局、千羽黒乃選手とたろうの激しい空中戦が始める。千羽黒乃選手はとをポンして待ち、さらに加カンを選択する。たろうはホンイツで仕掛け待ち、新ドラが乗ったことで跳満の聴牌となる。この局はたろうがを掴む形で決着がつき、千羽黒乃選手の2600のアガリとなった。
東2局、たろうが4巡目に待ちの三面張で先制リーチ。見事を引き寄せ、2000・4000のアガリとなった。
東3局、郡道美玲選手が終盤にさしかかったタイミングで両面チーを選択、1000・2000のアガリを決めた。
東4局、たろうがのポンから仕掛けて嵌待ちの聴牌を入れる。形式聴牌を入れていたルイス・キャミー選手からがこぼれ、たろうの2000のアガリとなった。
南1局、郡道美玲選手が3巡目にピンフ・赤の待ちで先制リーチ。これを受けて丁寧に打ちまわしていった親番のルイス・キャミー選手も待ちで7700の聴牌が入る。この局は安全牌に窮したたろうからが打たれ、郡道美玲選手が3900のアガリを決めた。
南2局1本場、郡道美玲選手が立て続けに有効牌を手繰り寄せ、待ちで先制リーチ。ドラのをツモ、2000・4000のアガリを決め、将軍たる所以を見せた。
南3局、親番のたろうが待ちで満貫以上確定の先制リーチを打つ。これに対してイーシャンテンの千羽黒乃選手は非常に難しい選択を迫られ結果、がこぼれ、たろうの12000のアガリとなった。
南3局1本場、ルイス・キャミー選手がドラのをポンし、の後付けで積極的に仕掛けていく。各家がオーラスに向けて奮闘するなか、ルイス・キャミー選手がをツモ、2000・4000のアガリを決めた。
オーラス、2着目のたろうがのポンから仕掛け、赤とドラを引いた上で待ちの聴牌を入れる。トップ目の郡道美玲選手とは2800点差という接戦。そこに千羽黒乃選手が待ちで聴牌し、宣言牌としてが打たれたが、たろうはドラを引いていたことに気が付かず見逃しを選択してしまう。この局は千羽黒乃選手が一発でをツモ、2000・4000のアガリとなった。第24試合は郡道美玲選手がトップを獲得し、チームアキレスをプラス圏へと近づけた。
第24試合トップとなった郡道美玲選手は「すごく嬉しいです。トップ取ったら隆晴が結婚してくれると言っていたので、新婚旅行はハワイに行きます。チームアキレスはここから優勝しますので、皆さん全力応援お願いします!」と明るく語った。
第24試合結果
1位 郡道美玲(チームアキレス)+52.6
2位 鈴木たろう(チームゼウス)+11.8
3位 ルイス・キャミー(チームアトラス)▲17.3
4位 千羽黒乃(チームヘラクレス)▲47.1
本日結果おさらい
チームアトラス+61.0(村上1着 村上2着 ルイス3着)
チームアキレス+13.5(天宮2着 天宮4着 郡道1着)
チームヘラクレス▲35.6(渋谷4着 渋谷1着 千羽4着)
チームゼウス▲38.9(天開3着 Fra3着 たろう2着)
首位のチームアトラスが、村上監督の手によってさらにスコアを伸ばし、優勝にかなり近づいたと言える。しかし、神域リーグのルールは1試合で100ポイント程度差が詰まることが多く、残り6試合とはいえ全てのチームに優勝の可能性が残る。個人スコアトップの歌衣メイカ選手、3連勝中の郡道美玲選手、4着回避率トップの天開司選手とFra選手など、どのチームにも好調な選手がおり、個人タイトルにも注目したい。また、チームアキレスの多井隆晴はまだ出番を3戦残している。第10節は監督出場不可の為、第9節での3連闘となることが現時点で確定となった。
次節配信、お知らせ
次節は8月29日18時から放送。実況は小林未沙、解説は渋川難波が務め、ゲストに鳳玲天々さんをお呼びする。
本日行われていた、福岡市天神、名古屋での神域リーグのパブリックビューイングイベントは今後も全ての節で開催される。なんと入場料は無料。その上、福岡会場では来場で「神域リーグポストカード」、カフェ利用で「チームロゴステッカー」がプレゼントされる。名古屋会場では来場で「神域リーグステッカー」、施設予約用会員登録で「チームロゴステッカー」がプレゼントされる。
ここからは選手・監督からのお知らせを紹介する。
チームアキレスの天宮こころ選手は、活動3周年グッズをにじさんじオフィシャルストアにて発売中。8月29日までの受注販売となっている。
チームゼウスのFra選手は、8月24日にふらさかもり(Fraさん・今酒ハクノさん・青森りんこさん)で「ストイック麻雀教室」を行う。ゲストには平澤元気さんを迎え、BOOGEY VOXXチャンネルにて8月24日20時より配信される。