仲川翔(RMU)がTwitterで呼びかけたことで開催が決まった「麻雀の頂 朱雀リーグ」の第4期の第2節が7月5日(日)に開催された。団体をまたいだ110名強のプロの赤ありのリーグ戦で、ルールは今期よりMリーグルールとなる。
第二節では麻将連合の下出和洋が3連勝で一気に首位に躍り出た。2位には最高位戦の中村英樹が浮上。その他RMUの小川光が142ポイントを加算して9位まで浮上している。
第4期 麻雀の頂・朱雀リーグ、第2節終了時のスコアです。21位~36位までが敗者復活戦(名称変更予定)、7位~20位が本戦進出、3位~6位がベスト16、1位~2位がベスト8へジャンプアップとなります。 pic.twitter.com/x0gbQylBND
— 『麻雀の頂・朱雀リーグ』公式 (@suzaku_league) July 5, 2020
第2節成績
選手のコメント
3連勝で首位に躍り出た麻将連合の下出和洋(@mu_shimode)
「4期目の開催となる朱雀リーグ。今回から大幅に変わった所があります。RMUのCルールから、Mリーグルールへの変更です。大まかな違いは、順位点。前回までは、トップから順に+35・+5・▲5・▲15(1着順につき10000点差)。「トップ→素点→2着以下の順位取り」という優先順位で意識していました。一方今回は、トップから順に+50・+10・▲10・▲30(1着順につき20000点差)。「トップ→2着以下の順位取り→素点」といった感じで優先順位が少し変わってきます。とはいえ、共通するのは「トップを狙える時は極力積極的に狙う」という事。1着順落ちるかもしれない程度のリスクなら、トップ狙いを優先させたいところ。
そんな事をシミュレートしながら打った第1節は、1・3・2で+46.5。最終戦のオーラスで詰めを誤り、トップ目から2着に落ちたのが勿体無かったですね。そして今節。
1回戦は起家から、下出→山本(RMU)→茶木(RMU)→菊地(協会)。
東場は山本ひかるさんが好調。伸び伸びと攻めていたのが印象的でした。ちなみに山本さんは昨年のシンデレラリーグ覇者でもあります。女優業も忙しいはずなのに、昨年に比べても凄く成長したように感じました。若手の方の成長を見るのは嬉しくなるものです。しかし、南1局に親の私がハネ満と満貫をアガり、一気に逆転。このまま逃げ切ってトップ。
2回戦は、中西(RMU)→山口(最高位戦)→曽木(RMU)→下出。
東3局、山口さんとのリーチ合戦を、リーチ・混一色・トイトイ・三暗刻・役牌×2の倍満で制して、一歩抜け出します。しかし東4局、中西龍さん(通称・ドラゴン)のダマテン8000に放銃。ドラゴンがハタチくらいの頃、彼に麻雀を教えていた時期がありましてね。当時はまだまだ経験が浅かったけど、ここ数年は競技で結果を出して、今こうして同じステージで打っている事を思うと、感慨深いですね〜。その後、南場に入ると曽木さんが逆襲。ドラゴンから8000、オーラスにハネ満ツモ。数百点差で辛うじて私が逃げ切り。ふぅ。
3回戦は、綱川(協会)→小川(RMU)→稲毛(μ)→下出。
東2局に發とドラの白を鳴いてテンパイ。しかしカンチャン待ち選択を捕らえられず、アタマがアンコになり単騎選択するも切り順ミスした挙句、親の小川さんに喰いタン赤赤5800を放銃。「3連勝したら、麻雀ウォッチでヒーローインタビューかな♪」などと邪な事を考えた途端にこの有様。しかし東4局のチーテンポンテン2900を3回スルーしてからの、メンタンピンドラ1の12000をアガれたのが大きかった。内容的には5回戦が1番良くなかったけど、無事にトップ。
終わってみれば、今節だけで201.3も稼ぎました。とはいえ、最初に述べた通り、順位点が大きいルールなので、全然安心できません。今のポイントでも、ラスを2回引くと予選通過すら危うくなる程度のリードでしかないのです。次節以降も、リードを守るのではなく、広げていくつもりで打っていこうと思います。3連勝して喜びのあまり、長文になってしまいました。失礼いたしました」
2位に浮上した最高位戦の中村英樹(@4cm1syanten)
「他団体との若手選手とも麻雀の研磨を怠ってはいけないと思い、第4期から参加させて頂く事になりました。Mリーグルールは強者と勉強会もセットもやってますし、Mリーグも相当な対局数観戦してます。結果にこだわって存分に暴れ倒したいです!」
20位に浮上した協会の苅辺直弥(@karu0806)
「 3戦目、最後のアガリ競争で負けて惜しくも3連勝は逃しましたが、大きくプラスすることができて良かったです。次節も頑張ります!」
9位に浮上したRMU小川光(@Ogakohhhhhhh)
「今期から参加させて頂いてますRMUの小川光です。朱雀リーグでは多くの方々と交流・同卓でき、大好きなMリーグルール とても幸せな場だなあと感激しております。第1節20ptほどのマイナスで迎えた第2節は112で142pt増やすことができました。しかし押し引きや手組みの面でいくつか微妙な点があったのでしっかり反省して、予選を通過できるよう次節に臨みたいと思います!」
▲132.6と厳しいスタートとなった協会のようへい(@abeyohey)
「勝ち組がコメントする場と認識してましたが、会場で1番負けた僕がなぜかコメントを書かされています。確かに大きいマイナスですが12回は打たなきゃいけないルールです。そのうちラス二回と3位一回は取りますよね?それが初日に来ただけです。この先強さを見せて女性プロに「強い、カッコいい!」と言われようと思います。」
第4期対局日程
【第4期スケジュール】
①6月19日(金)※放送
②7月5日(日)
③8月7日(金)
④8月23日(日)
⑤9月25日(金)
⑥10月10日(土)
⑦11月15日(日)
⑧11月27日(金)
⑨12月6日(日)
⑩12月25日(金)※放送
プレーオフ初日2021年1月3日(日)※放送
プレーオフ2日目以降未定
参加プロ一覧
■RMU(42名)
青柳博之
朝霧かな
麻宮あかね
荒川真衣
石川安牌
今井伸吾
宇野良香
大塚亮介
小川光
オワタ
狩野哲郎
角葉子
京杜なお
近野誠一郎
里中花奈
丈ー
白田みお
曽木なつこ
だてあずみ。
千歳りみ
茶木康志
月島ひかる
筒井七夜
仲川翔
中島浩太
中西龍
中村和幸
七瀬明大
楢原和人
成多嘉智
野村祐三
土方健太郎
藤岡瑞希
前野晴人
増田悠理
三橋ひさと
宮川祐樹
宮田信弥
村井貴政
よしふじこうすけ
山本ひかる
渡辺卓也
■協会(29名)
青山とうや
秋瀬ちさと
浅井堂岐
市井悠太
市村泰蔵
大坪顕二
おくみき
苅辺直弥
菊地泰地
黒崎有希
小池ハヤト
坂本太一
佐治敏哲
清水堅斗
鈴木麻美
鈴木宏二郎
綱川隆晃
畠弥峰
濱博彰
濱田翔
張替雅人
張替りさ
藤森ナオ
増村一也
皆実絢音
本宮春樹
箭内健次郎
ようへい
りんのなお
■麻将連合(14名)
明村諭
井出洋介
稲毛千佳子
忍田幸夫
川崎友広
佐熊未来
下出和洋
白石幸矢
畑慶行
保里瑛子
本田辰也
松山武命
安永真優美
若林貴浩
■最高位戦(30名)
浅井裕介
新井啓文
市原秀朗
岩崎浩介
海老沢稔
生沼紗織
大森康弘
梶田琴理
神梛めい
黒川和也
小林蓉平
小宮悠
佐々木康彦
猿渡陽一郎
柴田恵里
下坂翔
杉浦敬司
園田倖太
太野奈月
坪井智史
中村日明
中村英樹
長谷川祐亮
開田健二
前山浩之
松田麻矢
光永尚詩
南智幸
守屋大輝
山口昌宏
麻雀の頂・朱雀リーグとは
朱雀リーグは、団体をまたいだ100名強のプロによる赤ありの私設リーグ戦で、ルールはMリーグルール準拠。予選10節開催され、その後敗者復活戦&ベスト32トーナメントが放送予定。
優勝者には各種タイトル戦の本戦シードが与えられる。
▼第3期朱雀リーグ決勝結果
▼第2期朱雀リーグ決勝結果
▼第1期朱雀リーグ決勝結果
「麻雀の頂」とは
▼公式サイト- 麻雀の頂 全国麻雀ランキング
https://mj-rank.net/
ウェルカム、マーチャオ、カボグループをはじめとする全国の麻雀店(2018年6月現在約110店)が加盟しているランキングシステム。ユーザーの成績を記録し、各ユーザー毎のRを算出。そのRとゲーム数を元にユーザーの段位を定め、ランキング化する。