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ネマタの戦術本レビュー第473回「デジタルに読む麻雀 著:平澤元気 その9」

ネマタの戦術本レビュー第473回「デジタルに読む麻雀 著:平澤元気 その9」

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第3章レッスン18 場況とリーチ

 本書に示されている通り、「場況が悪いからダマ」にすることはあまりありません。「場況が悪いからテンパイ外し」をすることはそれなりにはありますが、それについてもテンパイ以前の段階で場況のいい受けを残すべきであったことが多いものです。レッスン17の観点からも、悪形待ちでも積極的にリーチを打つが、山読みはあまりしないという方は特に意識されることをお勧めします。

 点数状況絡みについても、「リーチで加点するメリットがほとんどない」「ツモられるのは構わないが放銃だけは避けたい」と言えるだけの状況はそれほど多くないので、トップ目であっても先制テンパイは即リーチすることが多いものですが、「場況が悪い」という条件が重なればダマやテンパイ外しが有力になるケースが出てきます。このあたりは混同されることが多いので使い分けるようにしましょう。

 『統計学のマージャン戦術』では残り2枚以下の中張牌待ちではリーチしないことを推奨していますが、残り枚数が少ない時は場況によるアガリ率の変動も大きいもの。優劣微妙なリーチ判断、待ち選択の場合は見た目枚数にこだわらないことも必要です。

レッスン19 謎生牌に気をつけろ

 一般的に見た目枚数が多い牌ほど、シュンツを構成しにくい牌ほど山に残っている枚数が多いと言えます。しかしながら字牌については、10巡目以降は生牌より1枚切れの方が山に残っている可能性が高いことが『現代麻雀最新セオリー』にて示されました。

 シュンツを構成しにくいにもかかわらず巡目が深くなっても場に1枚も見えない数牌、「謎生牌」についても同様のことが言えるのではないでしょうか。121ページの図のようにトイツを使いやすい鳴きが入っている場合はなおのことその傾向が強くなると思われます。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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