9月26日(土)竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2020」のプロ代表決定戦「最強「M」トーナメント」が行われた。
A卓からは内川幸太郎と二階堂亜樹が決勝に進出。B卓からは佐々木寿人、多井隆晴が決勝に進出。B卓はオーラスでの逆転で多井が決勝への進出を決めた。
決勝戦では逆転勝利で決勝に駒を進めた多井が序盤からリードを得て東3局の親番で更に大きくリードを広げた。東3局2本場の4000オールであっという間に持ち点は6万点を越え、セーフティリードかと思われた。
現状は2着目は寿人。しかし多井への逆襲を完遂したのは東4局時点で多井とは57400点差の4着目だった亜樹。まずは東4局5本場にメンホンの8000のアガりを決める。
その後迎えた南2局の親番で猛反撃。まずは3巡目リーチでのリーチ・ツモ・タンヤオ・平和・裏の4000オールを決めると、その次局は七対子の単騎待ちを即リーチ。が4枚見えたこともあっての決断だった。
見事にツモって裏ドラを二枚乗せての6000オールを決めて一気に多井に詰め寄った。
その後南3局、親の多井がカンの三色リーチ。勝負を決めにかかる1手だったが仕掛けて聴牌を入れていた亜樹が同巡にツモり700・1300。ついに57400点差を逆転してオーラスを迎えた。
オーラスも亜樹が道中の裏目のツモに柔軟にフリテンターツ残しで対応、見事にタンヤオ聴牌をツモり大逆転勝利を果たした。
ファイナル進出を決めた亜樹は「序盤はなかなか手にならなかったのですが親番でしっかり手が入ってくれました。土田さんの前でリーヅモチートイをアガリたいというのがちょっとした夢だったのでそれが叶ったのもうれしいですね。風林火山としては先日の監督スタッフマッチで藤沢さんが勝ってくれていい流れが来ているかもしれません。昨シーズンはこんなに負けるかというほど負けたので、Mリーグ、そして最強戦ファイナル、共に頑張っていきたいと思います。」とファイナル、そしてMリーグへの意気込みを語った。
次回は10月4日(日)15時から「著名人超頭脳決戦」がABEMAにて放送。頭脳明晰で知られる著名人の方々が麻雀で雌雄を決する。
大会結果記事
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