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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第144回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第144回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第五節三回戦B

▼対局者
私:福地誠
Bさん:シンプルなワキガ
石橋伸洋
木原浩一

牌譜はこちら

 144-1-min

 親リーチを受け、こちらはドラ4とはいえまだ悪形残りの2シャンテン(ペンチャンを外すと3シャンテン)。しかしこれでも可能な範囲でアガリの可能性を追えるならそうします。が早いうえに後からが切られているので通りそうです。

144-2-min

 1シャンテンになりました。悪形残りとはいえでもテンパイするようにを勝負するか、狭くなるとはいえ通りやすい両スジを切るか。個人的には次に無スジを引いてもまだ押すつもりなら手広く受けるのですが、放銃時の打点や、周りの牌を引いてもノーチャンスの打で回せることから打としそうでした。

144-3-min

 3シャンテンから追いつきました。こうなればでも切り飛ばして追っかけます。

144-4-min

 が出て7700和了。息を吹き返しました。

144-5-min

 西家から3900和了。これで3着目に。西家はワンチャンスとはいえ、放銃すればまたぎ。がさほど山に残っていないこともありそうなので落としで降りが無難とみました。

144-6-min

 更にアガって2着目に。

144-7-min

 そしてオーラスにアガって逆転トップ。ラス目からの見事な巻き返しでした。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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