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ネマタの戦術本レビュー第1003回「『麻雀勝ち確システム』編 その2 著:山越貴広」

ネマタの戦術本レビュー第1003回「『麻雀勝ち確システム』編 その2 著:山越貴広」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

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本書では国士に小細工は不要とありますが、『麻雀強者の0秒思考』では、やり過ぎは禁物だが可能ならするに越したことはないと意見が分かれています。私もどちらかと言えば後者の立場を取ります。

しかし、国士狙いの手で、なおかつ有効な河作りがきくケースというのはそうそうないもの。(私が「国士に見えなさそう」な河を作ったうえで国士をアガれたのは1回のみ。その時はまさか国士とは分かるまいとリーチをかけたのですが、ツモってしまったので河作りが活きたかどうかは結局分からずじまい。)あくまで可能ならそうするというだけなので、国士狙いがバレてしまうことについてはそれほど気にする必要はありません。それより、「不要牌同士なら将来危険になりやすい牌を先に切る」ことが正しく出来ることの方がずっと重要です。

SYSTEM5

国士に限らず、「不要牌同士なら将来危険になりやすい牌を先に切る」が手作りの原則です。これがあまり上手くできてない段階で河作りことまで考えるのは上達の妨げになる恐れがあります。

国士狙いは大概アガれなくて元々のところから手を進めるので、アガれなかった場合に失点を最小限に抑えるというのも重要な技術。安そうなクイタン仕掛けに対してはアシストしにいく選択も押さえておきましょう。

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国士を狙う手なら河が派手になってバレバレでも堂々と狙うべきというのであればその通りだと思いますが、「河が派手になってバレる」のはやはり損なことです。仮に国士テンパイであれば、テンパイに気付かれない方がずっとアガリやすいですし、アガリに遠い場合も、万一テンパイしている可能性を恐れてヤオチュウ牌を止めるのはアガリのリターンが薄い手牌の他家。結果的に、「もしテンパイしていたら仕方ない」と言える程度にリターンが大きい勝負手の他家にアガられてしまうことが増えると言えます。

下の絵のように、河がド派手(三色均等に切っているので一色手ではなく、ドラ切りも早いのでチートイツではないと読める)な国士をリーチする人が結構見受けられますが、基本はアガリ率を最大限にすべくダマにすべきでしょう。リーチしたがために雀頭を振り替えることができずに他家に放銃してしまうこともあります。

余談になりますが、ある日のセット麻雀で対門がリーチ。河が明らかに国士狙いだったので、クイタンで3フーロしている下家に差し込もうと中張牌を切ったら、下家から「ロン」ではなく、「チー」の声が聞こえてきたことがあります。国士をアガられたらトップを捲られてしまうので困るのですが、この時ばかりは「裸単騎の下家がヤオチュウ牌だけになって振れば面白いのに」と思ってしまいました(笑)

麻雀勝ち確システム

1巡でも早く敵を押さえつけ自由に打たすな!!システムだけで天鳳最速十段、2年連続関東最強位の山越貴広さん(@yamakoshitenhou)によるプロが書けない異端の戦術!!

限りなくシンプルに、すぐに取り入れられる戦術集。

史上初「1ページ1戦術」構成!
無駄を一切排除!
どのレベルの人が読んでも「ぱっと視覚的に」分かりやすい!
システムとして取り入れやすい手軽さを最優先してます。

著者の麻雀の中心であるリーチから始まり、今まで皆さんがあまり使ったことのないであろう戦術、また麻雀を打つ上で大事な「メンタル」についても。フリー、大会、天鳳、どのフィールドでも必ず成績は上がり、麻雀が今よりもっともっと楽しくなることでしょう。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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