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ネマタの戦術本レビュー第1218回「『麻雀「超コスパ」上達法』編 その7 著:金太賢」

ネマタの戦術本レビュー第1218回「『麻雀「超コスパ」上達法』編 その7 著:金太賢」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるもの、または更に掘り下げたい部分等を取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

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第2章 攻めを覚えたら次に取り組むこと

超コスパ戦術,20

降りの技術は麻雀において最も戦績に差がつくと言っても過言ではありません。戦術講座によっては、ルールを覚えたら真っ先に習得した方がよいとしているものもあります。

しかし、正しく降りるために必要なのは、正しい攻めの技術。「ここから攻めても和了できる見込みがないから降り」「相手が正しく攻めているならこの牌は当たりにならない」こうした判断が出来るのは、まさに攻め方を知っているからに他なりません。ルールを覚えた段階のプレイヤーに麻雀を教えるのであれば、本書のように最初の一ヶ月は基本的な攻めの技術を徹底的に習得し、次の一ヶ月で降り方を学ぶくらいがちょうどいいかもしれませんね。

超コスパ戦術,21

聴牌なら全押し、1シャンテンでも安手でないなら押し。筆者の所属する協会ルール(赤無しでトップの比重が大きい)を想定しても本書の基準はだいぶ押し寄り。実戦的にはもっと降りるべき局面が多いです。

しかし、「麻雀の勉強をしている」プレイヤーの多くは、押すべきところでも必要以上に降りる打ち手が多いように見受けます。その理由の一つとして考えられるのが、「勉強していない打ち手は降りの概念が希薄であることが多く、そのような打ち手に対しては降り過ぎていても勝てる」ため。一度降り過ぎる打ち手になると、そこから適切な押し引きバランスに戻すのが難しく、仮に戻せたとしても、強くなるまでに遠回りをしたことになってしまいます。本書のように、最初は必要最低限だけ降りるようにして、徐々に降りる基準を厳しくしていく方が、短期間で効率よく上達することが出来ると考えられます。

降り過ぎな打ち手が多いのは、「リーチ者との1対1勝負」と考えがちなため。麻雀の和了にはロンとツモがあり、一方的に失点するのはロンだけ。しかも脇の二人がいるのですから、和了のチャンスがある手からなら押してもそれほど放銃せずに済むのです。92ページの内容を是非とも御確認下さい。

超コスパ戦術,22

「意外と攻めてよい」と言っても、降りるべき時は徹底して降りて、少しでも失点を回避できるようになる必要があります。ベタオリの精度を少しずつでも高めていきましょう。

覚えて2〜3ヶ月目の段階なら今回の内容を把握できていれば十分ですが、「リャンメン待ちなら字牌やスジでは当たらない」のであって、「字牌やスジだから安全」というわけでは無いというところは特に押さえておきたいところです。

何故なら現物が十分ある手なら、降りるべきという判断さえ正しければ誰しも間違わずに降りきれるのですから、差がつくとすれば、現物は無い場合に他により通りやすい牌があるにも関わらず字牌やスジを切って放銃するケース。こうしたケースでいかに通りやすい牌を選ぶかについてはこちらを御参照下さい。

麻雀「超コスパ」上達法


最短ルートで雀力がめきめき向上! これまで存在しなかった画期的な「第二の麻雀入門書」!

初心者のための戦術書をつくりたい。本書はそんな金プロの思いから生まれたものである。 「麻雀のルールを覚えた人」「これから麻雀を強くなろうとしている人」のために、最短で麻雀が強くなるテクニックを解説。絶対に押さえておきたい役作りの原則や牌効率の基本、実戦で差が出る鳴きやリーチ判断、オリの極意、さらには平均順位を押し上げるトッププロ直伝の上級テクニックまで、3ヵ月間で強者と肩を並べられるようになるカリキュラムを組んだ。
本書を読めば、最短ルートで雀力がめきめき向上! これまで存在しなかった画期的な「第二の麻雀入門書」です。

●著者プロフィール
金太賢(キム・テヒョン)
1983年1月27日生まれ、兵庫県神戸市出身。
脱サラ後に日本プロ麻雀協会4期生としてプロデビュー、A2リーグまでストレート昇級、1年後に最高峰のA1リーグへ。2017年に団体最高タイトル「雀王」を獲得すると、その勢いで「麻雀最強位」も獲得、翌2018年も「雀王」を連覇。現A1選手の中で連続在籍記録2位、降級未経験記録1位。

高い雀力と解説の分かりやすさに加え、トレードマークの派手なシャツで人気を集め、Mリーグの解説、ABEMAのRTDトーナメント、MONDOTVのモンド杯、など様々な麻雀番組でも活躍中。今最もMリーグに近いと言われるプロの1人。
普段は健康マージャン「まーすた」で麻雀の普及活動に努めている。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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