- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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問題9 チンイツの鳴き方
メンツ手の1シャンテンは大きく分けて、「23322」型(2メンツ)、「23331」型(くっつき)、「13332」型(ヘッドレス)の3通りに分けられます。
今回の手牌はをアタマとみなすと
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をアタマとみなすと
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のシュンツを抜くと
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よって、2メンツでもあり、くっつきでもあり、ヘッドレス1シャンテンともみなせる形。以外のソーズか
ツモでテンパイ。鳴きについても
チーだけでなく、くっつきとみなせば
ポン、ヘッドレスとみなせば
チーでもテンパイに取れることが分かります。
ただしポン
チーは単騎テンパイ。スルーした場合は7種のツモと5種のチーで単騎よりアガリやすいテンパイになるのですから、「スルーすれば1回多くツモることができる」「メンゼンなら他家にチンイツテンパイが読まれにくい」ことも踏まえれば鳴かない方がアガリやすいと言えるのではないでしょうか。打点もメンゼンなら倍満以上になることもあります。
メンチンのような複雑な形はメンツを分けて考えることになりますが、最初に目についた分け方にこだわるあまり、複数の分け方があることに気付けないと受け入れを見落としがちになります。メンツ手の1シャンテンには3通りあり、同色牌のみで構成されるチンイツは複数の捉え方ができることが多いことを意識しておきましょう。
本書では手牌を分断する鳴きを推奨していませんが、それは今回の手牌のようにメンゼンでもテンパイしやすい場合の話。分断してでも一色牌の枚数を増やすことでチンイツにつながるケースもあります。大半は鳴いた場合と鳴かなかった場合の手牌の比較で説明がつくので、他家に情報を与えやすいデメリットは一応意識しておく程度に止めるのが無難です。
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