麻雀スリアロチャンネルの本格女流リーグ戦「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2020」プレーオフ3rdが6月26日(金)に開催された。
新型コロナウイルス蔓延防止の為延期となっていたが、発売前の抗菌牌を使用、対局者はマスク着用、実況解説との対面は無し等の対策がされた上での開催となった。
▼放送URL
麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2020
プレーオフ3rd
【対局者】(写真左から)
梅村日奈子(麻将連合)
塚田美紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)
涼宮麻由(日本プロ麻雀協会)
水谷葵(日本プロ麻雀協会)
半荘4回戦を行い、トータルスコア上位2名が決勝戦に進出できる。
1回戦は水谷と塚田が接戦で場を進めるも、南3局の親番で涼宮が連荘、3つどもえの戦いとなった。
オーラスに水谷がアガればトップのリーチをかけるも梅村の連荘、最終局は流局となり塚田が逃げ切りトップとなった。
2回戦は東1局に親の塚田がドラ4の先制両面リーチを放つも涼宮がタンヤオの追いかけリーチ。一発ツモ裏2で3000・6000を決めるスタート。


その後は梅村が加点してトップ目に浮上して南入となったが、南1局の親番を9700点持ちの4着目で迎えた塚田が連続で満貫をアガってトップ目に浮上。
しかし南2局の親番で梅村が再び逆転、トップを獲得して1回戦のマイナスを一気に返済した。
3回戦も塚田と梅村がリードする展開。南3局には水谷の先制リーチが涼宮が国士無双の聴牌。場に緊張感が走ったが水谷が涼宮から満貫のアガリを決めた。


オーラスには塚田、梅村、涼宮の3人聴牌となったがここを塚田が制して2トップ目を獲得。このトップで決勝進出の2枠のうち1枠はほぼ塚田が手中に収めた。

水谷は梅村との76.2ポイント、トップラスかつ16200点差が必要な最終戦となった。最終戦は首位の塚田がアガリを重ねて場を進めた。水谷はあと少しの加点でトップが見える位置まできたが、オーラスは跳満条件となり、満たすことができずに塚田が3トップ目を獲得。塚田と梅村が決勝戦への進出を決めた。
対局終了後、各者は以下のようにコメントした。
涼宮「うーん、あっさり負けてしまいましたね。麻雀長いこと打ってきているので、悔しいですけどこういうこともあるよなと割り切ります。皆さん強かったので、また修行して出直します!」
水谷「思い返すと悔しい選択がいくつかありました。今年こそは決勝に戻れるかなと思いましたが叶いませんでした。応援して下さった皆様ありがとうございました。来年もこの舞台があったら立てたらなと思います。」
梅村「最後までヒリヒリする場面が続き難しかったです。最終戦は東場を自然に攻めようと思って進めていました。なんとか決勝に進めると言うことで、プレーオフはずっとギリギリでの通過となったので、決勝は頭取りの打ち方をしっかりしていきたいなと思います。」
塚田「余裕がある最終戦となりましたが、最後もトップをしっかり狙って打とうと決めていました。ようやくシンデレラリーグの決勝に辿り着くことができ、決勝が楽しみでしょうがないです!決勝も今日のような麻雀を打って優勝したいです!」
次回放送は7月3日(金)12時から、遂に決勝戦!
成績・写真

決勝:7月3日(金)放送
都美(日本プロ麻雀協会)
与那城葵(最高位戦日本プロ麻雀協会)
塚田美紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)
梅村日奈子(麻将連合)
▼公式HPでは和了率等のデータベースも!
出場者
【本戦出場者】
■シード枠
梅村日奈子(麻将連合)
篠原冴美(日本プロ麻雀協会)
涼宮麻由(日本プロ麻雀協会)
田渕百恵(最高位戦日本プロ麻雀協会)
塚田美紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)
都美(日本プロ麻雀協会)
中山百合子(日本プロ麻雀協会)
夏目智依(RMU)
丸山奏子(最高位戦日本プロ麻雀協会)
山本ひかる(RMU)
柚花ゆうり(日本プロ麻雀協会)
与那城葵(最高位戦日本プロ麻雀協会)
■出場権争奪戦勝ち上がり者
水谷葵(日本プロ麻雀協会)
松井夢実(最高位戦日本プロ麻雀協会)
山田佳帆(最高位戦日本プロ麻雀協会)
相川まりえ(最高位戦日本プロ麻雀協会)