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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第63回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第63回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節三回戦A卓

▼対局者
就活生@川村軍団
Ⓟ木原浩一
おじさん
Ⓟ川崎たかし

牌譜はこちら

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

 打なら受けも残りロスがない形。

 打テンパイ時に出アガリしやすくなるメリットはありますが、を残してアンコができれば三アンコもあります。

 と切って打リーチとなれば、スジとはいえと何かのシャンポンはむしろ本線。

 とはいえ基本は受けを残しそうですが、今回は2フーロしている西家(をチーしてペンチャン落としの直後、なら以外に、に代わる安牌を引いた場合も打とするのでテンパイ率は高くても半分程度)にを先切りして安牌を持つという狙いもあります。

 メンツ候補が足りていて、リャンメンができるよりチャンタ+ドラ受けのやダブでメンツ候補ができる方がよいので打

 南家は既にドラ3あり、にくっついた時にクイタン1シャンテンに受けられる方がよいことからでチーして打とする手があります。2巡目ならスルーして跳満以上を狙う手もありますが、一打目がにもかかわらず二打目が456牌となると東家も手が早いとみて鳴き寄りになりそうです。

 ポンテンに取れる形には取らず打

 ドラをツモるようならコーツだけでなく789三色がつく場合も満貫になります。メンツ候補より雀頭として使いたいターツがある場合は、2トイツの形からでもリャンメン固定が候補に上がります。

 からのチー。

 残り2枚なので単純な受け入れはむしろ減っているのですが、ツモでテンパイした時にリャンメンとドラのシャンポンではアガリ率が大差です。

 前巡も東家に鳴かれていないを残して打としそうでしたがここでもを切らずに打

 を見せると以外のソーズが通しやすくなるというデメリットを嫌ったものでしょうか。ドラ3のこの手なら多少リスクを負ってでもアガリやすい河にすることを意識したいというのもあります。

 結果的には東家に待ちのテンパイが入ったので裏目に出ました。手出しでテンパイが入った可能性が高いと読んで、先にツモなら現物のを切れるという理由でを止める手もあったかもしれませんが、実戦で選ぶのは厳しそうです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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