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ネマタの戦術本レビュー第257回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その4」

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レッスン4

 レアケースは気にしないと言いますが、正確には、「レアケースが起きなかった時に損するようなら、レアケースは想定しない」となります。起きなかった場合もほとんど損しないようなレアケースであれば一応は想定しておきます。麻雀は何度も抽選と選択を繰り返すゲームであり、人が「レアケース」と感じること自体は無数に存在するので、レアケースが発生すること自体は長期的に見れば何ら珍しいことではありません。

 先制ピンフドラ1のテンパイなら、親から必ず追いかけリーチが入るという仮定を置いたとしてもまだ有利なのですから、「親の手が早そう」だとしてもダマにすることはないですね。不運を気にすることはありませんが、自分の選択が正しいかどうかを確認するうえでは、不運な抽選を受けるものとして判断するのも一手です。そうすると不運が起きても自信を持って正しい選択をできるようになりますし、どのあたりで判断を変えるべきなのかについても目安をつけやすくなります。

レッスン5

 p25の牌姿。2巡目なら1枚目のはスルーでよさそうですが、2枚目なら鳴くところですし、1枚目であっても分岐点は5巡目程度とみます。この手牌なら2巡目でをポンすることより、中盤過ぎてもギリギリまでメンゼンで粘ろうとする方が局収支上の損失が大きいので、どちらかと言えばさっさとテンパイに取りたい手牌であるとみます。

 もちろんメンゼンでアガった場合に満貫になるケースもそれなりにあるので、子ならリーチドラ1の2600止まりと考えるのは過小評価になりますが、仮に中をスルーして最後の1枚を引いてテンパイしたとしても、子の40符3翻リーチは平均して約7100点、40符2翻止まりなら約4600点。

 メンゼンでアガった場合はがつかないことの方が多い以上、この手牌で、「満貫になりそう」と考えるとメンゼンを過大評価してしまう恐れがあります。

 点数計算の都合上、満貫を狙うのが効率がよいというのは昔から言われてきていますが、具体的に何点程度になるかについて検証するのは難しいことではないので、「満貫狙えるかどうか」という大雑把な基準で終わらせずに、手牌をより正確に評価できるようにしましょう。

 

本記事に関するご紹介

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鈴木聡一郎 (編集)

発売日:2017年3月29日
定価:本体1,404円
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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