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ネマタの戦術本レビュー第544回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき  その24」

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Q39

 打

 役牌のみ1000点を3900〜5200、役牌ドラ1の2000点を8000点にするようなホンイツは積極的に狙っても、ホンイツ以外に役がない「バカホン」となると狙うのをためらう人も多いかもしれません。

 しかし、他に役が無くアガリ目がなかった手が、鳴いてアガれる形になることで他家のアガリを阻止することができると考えれば、むしろ他に役が無い時こそホンイツの価値が高いとも言えるのではないでしょうか。

 ホンイツで仕掛けるようなら他色のリャンメンターツは不要になり、チャンタやホンロウトウもあることから今回は打とします。メンゼンでをツモったところでアガリやすくなったとは言い難いので、は1枚目から鳴きます。バカホンとありますがホンイツトイトイやホンロウトイトイの満貫になる可能性もそれほど低くはありません。早い段階で他家のテンパイが入った場合でも字牌を抱えているので降りやすく、とポンできるなら他家への牽制としても十分です。これならアガリに遠くても積極的に仕掛けていくのがよいのではないでしょうか。

Q40

 打

 アガった時の平均打点が最も高いのは打、最もアガリ率で勝るのは打ですが、高め三色は残しつつ完全1シャンテンにとる打、打も考えられます。

 今回も打と打の比較について、ピンズがメンツになった場合に着目します。先制3メンチャンリーチの和了率は9巡目にして約75%。リャンメンの約60%と比べてもかなり開きがあります。(参考:「とりあえず麻雀研究始めてみました」より「三面張基礎データ」)

 ただし、安めのが出やすいのが難点、ツモアガリの場合は1/3としても、出アガリを考慮すると半分くらいはでアガることになります(リーチに対して切られる牌の確率は『神速の麻雀』テーマ11参照)。

 これとリーチの平均打点(『科学する麻雀』参照)、非和了時の収支も考慮して計算(計算方法は『統計学のマージャン戦術』参照)すると、高め三色が残る待ちの方がの3メンチャンに若干勝るようです。

 打と打は、一見コーツができるツモでも高め345三色狙いの打がよさそうですが、ツモならイーペーコー確定に取れるので、高め三色よりむしろそちらの方がよさそうです。そうすると三色になる枚数でどちらも大差ないので、端寄りの牌が高めになる234三色狙いの打がよいとみます。

 打と打も、ツモは高めイーペーコーに受けられるので、打が勝るのはツモのみ。リーチタンヤオ赤でもツモって満貫になるのですから、4枚の受け入れでより高打点になるよりは、テンパイする受け入れが4枚多い方がよいのではないでしょうか。以上より私は打がよいと判断しました。

  ちなみにツモアガリ確率計算機による結果はこのようになっています。ツモアガリ限定なので端寄りの牌が他家から出やすいというところまでは考慮されておらず、アガれなかった場合の失点も考慮されていないので、いずれにせよ微差ではありますがやはり打に分があるとみました。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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