<麻雀プロ団体日本一決定戦>◇最終日◇25日
日本プロ麻雀連盟、最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、RMUの4団体による『第1回麻雀プロ団体日本一決定戦』(主催:株式会社サイバーエージェント)の最終第4節が9月25日に行われ、前節まで3位の日本プロ麻雀連盟が逆転優勝を果たした。
最終日は各団体のタイトルホルダー(大将)が直接対決し、大将戦のポイントが2倍となるルールで行われた。日本プロ麻雀連盟の大将・勝又健志(鳳凰位)が、2回戦東2局の親番、6本場まで積む大連荘で90800点まで加点する。最終的には89400点のトップとなり、この半荘だけで178.8ポイントを荒稼ぎし、トータルトップに浮上した。3回戦でもトップを取った勝又の活躍で、最終5回戦の大将戦を残した時点で2位に367.8ポイント差を付け、最終戦は仲間に見守られながら大量リードを生かして悠々と逃げ切った。
日本プロ麻雀連盟の森山茂和会長は、「選手たちがプレッシャーに打ち勝って、勝ちきってくれましたので頼もしく思っています。」と選手をねぎらい、「プロ連盟の麻雀を打てば勝てると思っていましたが、途中揺れた部分もあったので、それが次回の課題ですね。次はもっと強い人を出そうと思います。」と次回へ気を引き締めていた。
2位にはトータル118.2ポイントで最高位戦日本プロ麻雀協会。平賀聡彦(最高位戦)がこの日も3トップを取り、トータル382.3ポイントで個人1位だったが、最終戦での村上淳、金子正輝の不調が響いた。
3位の日本プロ麻雀協会はトータル▲25.9ポイント。前節までに第1節での出遅れを取り戻したが、最終節では大きくマイナス。
RMUは▲289.4ポイントで最下位だったが、この日だけで305.3ポイントをプラスして、意地を見せた。
連盟の大将・勝又は、「ほっとしました。必ず勝たなければいけなかったので、解放されたものがありますね。チームメイトは信頼してますので、自分の麻雀に集中しようと思っていました。東2局のドラのを重ねて4000オールをツモったところが全てだったかなと。そのポイントを生かして、その局以降を戦えたと思います。チームの雰囲気は凄く良かったです。精神的に助けられました。」
先週から体調を崩して5日間入院し、退院したのは対局の2日前だという。番組の解説を休み、本対局への影響を心配されたが、初戦からその心配は無用だったと思わせるほどの爆発力だった。
次回への意気込みについては「まずは次回の選手に選ばれるところからです。反省点も多かったので。」と最後まで謙虚な姿勢を崩さなかった。
順位 | 団体 | TOTAL | 第1節 | 第2節 | 第3節 | 第4節 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 連盟 | 297.1 | 290.2 | ▲9.3 | ▲84.3 | 100.5 |
2 | 最高位戦 | 118.2 | 136.5 | 5.7 | 151.9 | ▲175.9 |
3 | 協会 | ▲25.9 | ▲112.8 | 183.1 | 133.7 | ▲229.9 |
4 | RMU | ▲289.4 | ▲313.9 | ▲179.5 | ▲201.3 | 305.3 |
順位 | 選手 | 団体 | TOTAL |
---|---|---|---|
1 | 平賀聡彦 | 最高位戦 | 382.3 |
2 | 内川幸太郎 | 連盟 | 217.9 |
3 | 鈴木達也 | 協会 | 158.2 |
4 | 勝又健志 | 連盟 | 157.8 |
5 | 石井一馬 | 最高位戦 | 148.3 |
6 | 佐々木寿人 | 連盟 | 119.1 |
7 | 水巻渉 | 最高位戦 | 109.6 |
8 | 白鳥翔 | 連盟 | 62.3 |
9 | 鍛冶田良一 | 協会 | 46.4 |
10 | 佐藤聖誠 | 最高位戦 | 45.2 |
11 | 谷井茂文 | RMU | 42.8 |
12 | 石橋伸洋 | 最高位戦 | 12.7 |
13 | 鈴木たろう | 協会 | 12.0 |
14 | 瀬戸熊直樹 | 連盟 | 6.8 |
15 | 吉田基成 | 協会 | ▲4.5 |
16 | 江澤陽一 | RMU | ▲14.1 |
17 | 小倉孝 | 協会 | ▲15.0 |
18 | 猿川真寿 | 連盟 | ▲24.6 |
19 | 金太賢 | 協会 | ▲25.2 |
20 | 近藤誠一 | 最高位戦 | ▲36.9 |
21 | 松ヶ瀬隆弥 | RMU | ▲40.9 |
22 | 阿部孝則 | RMU | ▲58.0 |
23 | 河野高志 | RMU | ▲65.3 |
24 | 多井隆晴 | RMU | ▲66.1 |
25 | 伊達直樹 | 協会 | ▲70.1 |
26 | 岡澤和洋 | RMU | ▲100.3 |
27 | 岸部智彦 | RMU | ▲108.8 |
28 | 前田直哉 | 連盟 | ▲115.2 |
29 | 木原浩一 | 協会 | ▲125.8 |
30 | 藤崎智 | 連盟 | ▲165.1 |
31 | 村上淳 | 最高位戦 | ▲205.3 |
32 | 金子正輝 | 最高位戦 | ▲280.2 |
参加選手
日本プロ麻雀連盟
勝又健志
藤崎智
瀬戸熊直樹
内川幸太郎
猿川真寿
佐々木寿人
白鳥翔
前田直哉
最高位戦日本プロ麻雀協会
近藤誠一
石井一馬
金子正輝
平賀聡彦
村上淳
石橋伸洋
水巻渉
佐藤聖誠
日本プロ麻雀協会
木原浩一
鈴木たろう
伊達直樹
金太賢
鍛冶田良一
鈴木達也
小倉孝
吉田基成
RMU
阿部孝則
多井隆晴
河野高志
谷井茂文
岡澤和洋
松ヶ瀬隆弥
江澤陽一
岸辺智彦
日程
第1日 8月11日(木)15:30~23:00(予定)
第2日 8月25日(木)16:00~23:00(予定)
第3日 9月13日(火)16:00~23:00(予定)
第4日 9月25日(日)14:30~24:00(予定)
大会概要
大会名称:麻雀プロ団体日本一決定戦
主催:株式会社サイバーエージェント
参加プロ団体(50音順): RMU・最高位戦日本プロ麻雀協会・日本プロ麻雀協会・日本プロ麻雀連盟
実況:小山剛志
解説:馬場裕一・梶本琢程
ゲスト解説:忍田幸夫(麻将連合μ)・三原孝博(麻将連合μ)・小林剛(麻将連合μ)
協力:株式会社竹書房・株式会社RTD・厨子王株式会社・大洋技研株式会社
放送
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最終日
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PV