『雀魂(じゃんたま)5周年記念~魂天(こんてん)神社例大祭~』が5月3日、都内で無料開催され、会場となった「ベルサール高田馬場」には、全国各地から駆けつけた総勢2,670人の雀魂ファンの笑顔と歓声があふれた。
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初心者から上級者まで登録ユーザー数1,000万人超えのソーシャルゲーム
株式会社Yostar(ヨースター)が2019年4月からサービスを開始したオンライン麻雀ゲーム『雀魂』は、無料で手軽に遊べるだけでなく、プレイヤーのアバター(※)となるキャラクター(雀士)を設定してプレイできること。プレイ中の発声を人気声優が担当していることや、麻雀Vtuberによる配信番組が多いことも特徴で、2023年には登録ユーザー数1,000万人を突破している。
※アバター:ゲームやネット内で登場する自分自身の「分身」

来場者に『雀魂』の魅力を聞いてみると、以下のように幅広い年代に支持されていることがわかった。
・「初心者にやさしいシステムなので打ちやすい」(千葉県・10代女性)
・「普段はVtuberの配信を見ながら同時プレイしています」(石川県・20代男性)
・「自分が強くなればなるほどキャラクターがしゃべってくれるのがうれしい」(東京都・20代女性)
・「キャラボイスなど演出が多くて飽きない」(愛知県・30代男性)
・「やっている人が多いからすぐにプレイできる」(群馬県・40代男性)
・「娘と一緒に始めたらキャラクターが可愛くて私がハマりました」(神奈川県・50代女性)

大規模イベントを「入場無料」とした理由とは?
「イベントのコンセプトは“お祭り”です」とは、Yostar社長室室長の三輪木大(みわき・だい)さん。「入場無料とさせて頂いたのは、普段雀魂で遊んで頂いているユーザーのみなさんに感謝の気持ちを伝えるためです。麻雀というキーワードで人が集まり、麻雀業界全体が幅広く盛り上がってくれることは、私たちにとってもうれしいことなんです」

画面越しで応援していた麻雀プロやVtuberに会える!コンテンツが目白押し
GW真っ只中の澄み渡る晴天下、午前10時の入場前、朝7時過ぎには並び始める参加者もいて、1,000枚用意されていた麻雀ビンゴカードは午前中に配布終了。会場に一歩入ると人気キャラクターが巨大な絵馬となって出迎えてくれ、エレベーターやイベントフロアには、魂天神社の鳥居をくぐって入場するといった粋な演出に圧倒され、思わず立ち止まって写真撮影する参加者の姿も見られた。

ゲスト陣は麻雀プロ27人、Vtuber7人、コスプレイヤー3人+1匹という豪勢な顔ぶれ。ステージイベントをはじめ、対面しながら雀魂をプレイできるコーナーや写真撮影コーナーなど、会場のあらゆるところで参加者を楽しませてくれていた。
特設ステージのMCは「Mリーグ」実況などでもおなじみの小林未沙さん、日向藍子プロ(渋谷ABEMAS)、河野直也プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)の3人。
今回のメインイベントは『雀魂ファン感謝祭2023冬』でも大好評だった「チーム対抗戦」。チームリーダーを務める多井隆晴プロ(RMU/渋谷ABEMAS)、鈴木たろうプロ(最高位戦日本プロ麻雀協会/赤坂ドリブンズ)、村上淳プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)、渋川難波プロ(日本プロ麻雀協会/KADOKAWAサクラナイツ)の4人が登壇すると、会場のボルテージは一気に上がっていった。

ネット麻雀リーグ戦「神域(しんいき)リーグ」を主催するVtuberの天開司(てんかい・つかさ)さんとルイス・キャミーさんによる雀魂公式番組「社務所通信」の公開生放送に、Vtuberの因幡はねる(いなば・はねる)さんと咲乃もこ(さきの・もこ)さんがゲスト登場。5年分のゲーム内実績データの振り返りなど、普段のスマホやPC画面等ではなく、目の前で生トークが繰り広げられていることに、参加者同士の一体感が生まれていった。
さらにVtuberの因幡はねるさんのYouTubeチャンネル「雀のから騒ぎ」公開生放送のゲストとして多井プロ、渋川プロ、堀慎吾プロ(日本プロ麻雀協会/KADOKAWAサクラナイツ)、土田浩翔プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)が登壇し、対局中の失敗談を告白すると会場は笑いの渦に包まれていった。
当日会場でチームのために雀魂をプレイした参加者が獲得した合計ポイントをベースにして競い合った「チーム対抗戦決勝戦」では、渋川プロがリーダーを務めるチームが有利なポイントでスタートし、そのまま逃げ切って勝利した。

続々完売した5周年記念グッズ。リアル麻雀体験コーナーには小中学生の姿も
終始長蛇の列が途切れなかったのは、5周年記念グッズの物販コーナーだ。とくに人気が高かったキャラクターは“一姫(いちひめ)”のアクリルキーホルダーや牌クッションで、午後イチには完売。千葉県から来場した女性は「島根県に住んでいる友人のために限定グッズを購入しに来たんですが、自分の分も買ったら予算オーバーしちゃいました」とあふれんばかりのグッズを両手に持ち、はにかんでいた。

麻雀卓の大洋技研ブースでは『雀魂』公式 Xフォロー&リポストキャンペーンで当たる『雀魂オリジナルデザイン全自動雀卓(AMOS REXX Ⅲ)&麻雀牌』を展示。企画営業部のりんちゃんさんによると「キャラクターが描かれている1索(イーソー)は、パッと見は普通なんですけど、よく見たらオリジナルデザインという渾身作です」とのこと。
麻雀牌に初めて触れた女子中学生は「ゲームだと自動的に牌を持ってきてくれるけど、リアルだと自分で持ってこなきゃいけないので、何度もツモるのを忘れてしまいました(笑)」とリアル対局を満喫していた。

雀魂と出会ったことで人生が変わった麻雀プロ
「雀魂と出会い、私の麻雀プロ人生は大きく変わりました」とは、雀魂最高段位である『魂天(こんてん)』に女流プロとして初到達した麻宮あかねプロ(RMU)。「ネット麻雀は本来つながれるのはネットだけですが、リアルでも実況のお仕事や麻雀店のゲスト依頼等に声をかけて頂けるようになりました。しかもこうしてこれだけの方が集まってくれるリアルイベントを開催してもらえるのは本当にうれしい」と微笑んだ。

いつもはそれぞれの場所でプレイしているユーザー同士が、同じ空間に集った『雀魂5周年記念~魂天神社例大祭~』。チームのためにプレイしたり、ステージイベントを一緒に観戦したりなど、まさにネットとリアルが“雀魂愛”でつながった絆を感じた1日だった。
◆取材:福山純生(雀聖アワー)













「雀魂」とは
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
・プレイヤーは可愛らしく描かれたキャラクター達と共に対戦します。
・他のプレイヤーとのチャットには、キャラに応じた多彩な表情のスタンプを使用することができます。
・キャラクターのボイスは内田真礼さん、小清水亜美さんなど人気声優を起用。ホーム画面やプレイ中に可愛らしい声を聞くことができます。
・キャラクターには好感度のパラメーターも設定されており、アバターとしての使用や、アイテムを贈ることで好感度を上げることができます。好感度が上がることで、追加ボイスやアバターのCGが変化する機能の開放など、様々なシーンでキャラと触れ合い関係を深めることができます。
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