「第13回野口賞」の審査開始
若手育成&発掘を目的としたタイトル「第13回野口恭一郎賞」の審査が11月20日より開始された。
この日の審査は女性棋士部門。日本プロ麻雀連盟から22名、最高位戦日本プロ麻雀協会から7名、日本プロ麻雀協会から7名の計36名が参加した。
最初の筆記試験では、全体牌図から打ち手の思考の推理や自分の選択の根拠などを説明する記述式の問題。
試験官には第2回野口賞を受賞した梶本琢程プロ。
続く実戦対局では、モンド麻雀プロリーグを想定した2回戦を行い、トップを取った選手はそのまま面接試験に進む。2~4位の選手は、筆記試験の内容も踏まえて審査を行い、合格者が面接試験に進むことができる。
面接試験と最終審査は12月上旬に行われ、第13回野口賞の女性棋士部門の選手が決定する。
【実戦対局結果】
1卓
大野彩乃 +87.1
高橋侑希 +17.0
小島優 ▲44.9
大亀あすか ▲59.2
2卓
西川舞 +62.8
大里奈美 +32.7
中山奈々美 ▲39.5
齋藤麻衣子 ▲56.0
3卓
花本まな +59.1
東城りお +39.1
松嶋桃 ▲24.7
植村里菜 ▲73.5
4卓
庄司麗子 +43.1
塚田美紀 +26.8
池沢麻奈美 +18.9
三咲麻里 ▲88.8
5卓
月江いくこ +53.8
七瀬真実 +1.1
樋口清香 ▲16.9
藤井すみれ ▲38.0
6卓
日向藍子 +49.6
早川林香 +28.7
上野あいみ ▲16.0
菅原千瑛 ▲61.9
7卓
高階万智 +83.3
綾瀬まり +39.1
小笠原奈央 ▲45.7
井上美里 ▲76.7
8卓
水口美香 +89.7
足木優 ▲24.0
松岡千晶 ▲29.4
ジェン ▲36.3
9卓
京平遥 +66.8
武石絵里 +2.2
中里春奈 ▲4.0
豊後葵 ▲65.0
※ポイントは2戦の合計
【実戦対局トップ通過者】
大野彩乃
西川舞
花本まな
庄司麗子
月江いくこ
日向藍子
高階万智
水口美香
京平遥
【第13回野口賞 女性棋士部門 参加選手】
◆日本プロ麻雀連盟
藤井すみれ
高橋侑希
月江いくこ
大里奈美
早川林香
ジェン
松岡千晶
小島優
西川舞
井上美里
武石絵里
七瀬真実
菅原千瑛
大野彩乃
中山奈々美
三咲麻里
京平遥
小笠原奈央
池沢麻奈美
大亀あすか
東城りお
齋藤麻衣子
◆最高位戦日本プロ麻雀協会
足木優
中里春奈
花本まな
日向藍子
植村里菜
樋口清香
塚田美紀
◆日本プロ麻雀協会
庄司麗子
高階万智
水口美香
松島桃
豊後葵
綾瀬まり
上野あいみ
【野口恭一郎賞】
株式会社竹書房の創業者であり、麻雀博物館の創立者として麻雀界の発展に大きく寄与した野口恭一郎氏の功績を称え、その名を冠した若手育成&発掘を目的としたタイトル「野口恭一郎賞」
麻雀の強さだけを競うタイトル戦とは異なり、「麻雀棋士道の確立」を目的とする本賞。品格・雀力・知識の3点を兼ね備えた21世紀の麻雀界を担う若手棋士を発掘するべく、「筆記試験」「面接試験」「実戦対局」と段階を踏んで審査されている。
第1回 岸本信宏
第2回 梶本琢程
第3回 小林剛
第4回 滝沢和典
第5回 古川亜矢
第6回 鈴木正浩
第7回 吉田光太
第8回 鈴木たろう
第9回 女性棋士部門 浅見真紀 男性棋士部門 杉浦勘介
第10回 金太賢
第11回 女性棋士部門 水城恵利 男性棋士部門 内海元
第12回 女性棋士部門 愛内よしえ 男性棋士部門 井出康平