2021年8月3日にMリーグ2021シーズンに向けたドラフト会議が開催、6名の選手が指名され、新たに5名の新Mリーガーが生まれる見込みとなった。(滝沢はMリーグ初の移籍選手となった)
今回は指名された6選手の過去の実績を含めた人物紹介を行っていく。
目次
東城 りお(とうじょう りお)
異名 |
ミスパーフェクト |
生年月日 |
1990年9月18日 |
出身地 |
秋田県潟上市 |
血液型 |
O型 |
趣味 |
ゲーム、マンガ、アニメ |
公式SNS |
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所属プロ団体 |
日本プロ麻雀連盟 |
所属リーグ |
E1リーグ(2021年8月時点) |
主なタイトル |
第15期夕刊フジ杯麻雀女王 |
日本プロ麻雀連盟29期後期として2013年入会。抜群のプロポーション、ルックスで入会当初から人気を誇り、麻雀格闘俱楽部の投票選抜戦では数年連続で3位以内に入賞している。タイトル戦での実績は2021年の2月9日に行われた第15期夕刊フジ杯麻雀女王決定戦の個人戦決勝で優勝を果たし初タイトルを獲得した。第19期女流モンド杯にも出場が決定しており、今後の活躍が更に期待される場面での指名となった。
夕刊フジ杯で優勝!決戦で魅せた東城りおの逆境での強さ
本田 朋広(ほんだ ともひろ)
異名 |
北陸(富山)の役満プリンス |
生年月日 |
1983年10月3日 |
出身地 |
富山県 |
血液型 |
A型 |
趣味 |
映画鑑賞 |
公式SNS |
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所属プロ団体 |
日本プロ麻雀連盟 |
所属リーグ |
C1リーグ(2021年8月時点) |
主なタイトル |
第10期、11期麻雀グランプリMAX |
日本プロ麻雀連盟28期後期として2012年入会。地元の富山で麻雀店を経営しながら北陸リーグに所属しプロ活動を続けている。2019年度、2020年度のグランプリMAX連覇で大きく名を上げ、最強戦でもファイナルに進出。大舞台での活躍が続きMリーガーも視野に入る打ち手と成長した。
EX風林火山オーディションでは、予選では印象的な大トップもあったが21位で敗退となったが、ワイルドカード枠にて準決勝に進出。準決勝でも活躍し、決勝でもあと一歩のところまで迫ったが惜しくも準優勝となった。
松ヶ瀬隆弥が激戦を制して優勝 次期Mリーガーへの切符を勝ち取る/EX風林火山新メンバーオーディション決勝
しかし、今回のドラフトではチーム雷電より指名を受けた。雷電の高柳監督は「もし風林火山オーディションで本田選手が優勝しても、指名するつもりだった」と話しており、チーム向上のための大きな戦力として考えている。
「役満プリンス」の異名の通り放送対局では何度となく役満を決めて視聴者を驚かせている。
伊達 朱里紗(だて ありさ)
異名 |
夢見るセイレーン |
生年月日 |
1991年5月10日 |
出身地 |
兵庫県 |
血液型 |
B型 |
趣味 |
水彩色鉛筆画、ライブ鑑賞 |
公式SNS |
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所属プロ団体 |
日本プロ麻雀連盟 |
所属リーグ |
D3リーグ(2021年8月時点) |
主なタイトル |
第1期桜蕾戦 |
2013年より声優として活動しており、2014年には咲-Saki- 全国編に出演し(上重漫役)を担当。ずっと麻雀を趣味としていたが、2019年に35期制として日本プロ麻雀連盟に所属してプロ活動を始めた。
【麻雀バトルロイヤルTC 1/8結果】ウェルチャオ・水瀬、ロン2・仲田、週刊大衆・西嶋が勝利!ロン2は個人ベスト3を独占
デビュー間もない時期からメディアに取り上げられ、女流プロのチーム戦「麻雀バトルロイヤル チームチャンピオンシップ2020」のMONDOTVチームのメンバーに選出。八局麻雀や理麗麻雀などのメディア対局にも出演し経験、知名度を積み重ねた。
そして何より日本プロ麻雀連盟の新設タイトル第1期桜蕾戦での優勝により大きく名を挙げた。
EX風林火山オーディションでも予選で好成績を収めて最終成績は8位だったもののあと1歩で準決勝進出ラインまで到達していた。
小沼翔、友添敏之、浜野太陽、坂本大志、松ヶ瀬隆也、平良将太が準決勝進出!ワイルドカードは長村大、本田朋広/EX風林火山新メンバーオーディション予選最終結果
松ヶ瀬 隆弥(まつがせ たかや)
異名 |
一騎当千 |
生年月日 |
1980年4月11日 |
出身地 |
北海道 |
血液型 |
B型 |
趣味 |
料理 |
公式SNS |
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所属プロ団体 |
RMU |
所属リーグ |
Aリーグ(2021年8月時点) |
主なタイトル |
第7期最高位戦Classic 優勝 |
2009年にRMUに入会、3年後の2011年に最上位リーグ(現在で言う令昭位戦B1リーグ)に昇格、クライマックスリーグ優勝を果たしたが、当時はライセンスを持っておらず規定の為Aリーグに昇格できなかった。しかしその後2012年に最高位戦Classicを優勝。2014年には2度目のクライマックスリーグ優勝でAリーグ入りを果たした。そして2017年にRMUの最高タイトル令昭位を獲得した。
松ヶ瀬隆弥が優勝/RMUリーグ第11節(最終節)結果
名実共にRMUの主力メンバーとなった松ヶ瀬はその後ABEMAで放送された団体対抗の麻雀駅伝でも大活躍。視聴者に大きくアピールすることに成功した。
RMUチームが逆転で本戦進出/麻雀駅伝2018 予選会 2日目結果
EX風林火山オーデイションでは予選最終戦での逆転の四暗刻を決めて準決勝に進出。
そして決勝でも四暗刻単騎のアガリを決めて劇的な優勝を果たし、自力でMリーガーの座をつかみ取った。
松ヶ瀬隆弥が激戦を制して優勝 次期Mリーガーへの切符を勝ち取る/EX風林火山新メンバーオーディション決勝
滝沢和典(たきざわ かずのり)
異名 |
越後の奇跡、麻雀バガボンド |
生年月日 |
1979年12月6日 |
出身地 |
新潟県長岡市 |
血液型 |
B型 |
趣味 |
飲酒、音楽 |
公式SNS |
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所属プロ団体 |
日本プロ麻雀連盟 |
所属リーグ |
C1リーグ(2021年8月時点) |
主なタイトル |
第32・33期王位 |
1999年に最高位戦のプロテストを受験したことがあったが実技試験にて負けて不合格(当時の最高位戦の試験は純粋な対局の結果も評価対象となっていた。)となり、同年に日本プロ麻雀連盟の試験を受験。第16期生として入会した。
2001年にMONDOTV未来戦士21杯でTV対局初出場。人気を上げ、2005年の第2回モンド王座で初タイトルを獲得。その後2006年、2007年に王位戦を連覇。一躍スターダムに上り詰めた。
滝沢和典「人生の師と仰ぐ無頼派ハードボイルド作家の存在」 Mリーガー列伝(14)
2016年頃からスランプに陥り、リーグ戦もA2リーグからC1リーグまで降級。RTDリーグでも2年連続ディヴィジョン最下位となり苦しんだ。
2018年8月のMリーグドラフト会議にて、EX風林火山から2位指名を受けた。しかし、この日指名された選手で唯一滝沢子供の面倒を見るため会場に居なかった。
その後のMリーグでの活躍は皆様も知る所だろう。初年度では個人タイトル3部門すべてでベスト3に入る大活躍。2020でも大きく優勝に貢献した。
今季初の移籍選手となり、タキヒサが同じチームになることとなった。この先のKONAMI麻雀格闘俱楽部はどのようなチームになっていくのか注目が集まる。
二階堂 瑠美(にかいどう るみ)
異名 |
天衣無縫 |
生年月日 |
1980年9月27日 |
出身地 |
神奈川県鎌倉市 |
血液型 |
A型 |
趣味 |
読書・カラオケ・料理 |
公式SNS |
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所属プロ団体 |
日本プロ麻雀連盟 |
所属リーグ |
女流桜花Aリーグ(2021年8月時点) |
主なタイトル |
第17期最強位(プロ部門) |
1999年に日本プロ麻雀連盟16期生として亜樹の1期後に入会。二階堂姉妹として女流プロがそれほど注目されていない時代から活躍し続けた女流プロのパイオニアとしてテレビ対局にも数多く出演してきた。雀風はやや極端に手役を狙う傾向にあり、特に三色を狙う傾向が強い。
第17期では最強戦がプロ部門とアマチュア部門が分かれて開催。そのプロ部門で瑠美が優勝しており、唯一の女流プロでの最強位タイトル保持者となっている。
2013年には第11期プロクイーンを優勝。その後プロクイーンには何度もベスト8以上に勝ち残っている。
2020年10月7日から、亜樹と共同Youtubeチャンネルるみあきchanねるを開設。姉妹で様々な動画を公開している。
今後も風林火山では、瑠美亜樹の姉妹パワーで更なる飛躍を見せてくれるだろう。
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