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手牌も上手に料理する-料理上手な松ヶ瀬隆弥の雀風や素顔

手牌も上手に料理する-料理上手な松ヶ瀬隆弥の雀風や素顔

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RMUといえば、代表を務めている多井隆晴の印象が強い。しかし、RMUから2人目のMリーガーに期待する選手として、多くの人が同じ名前を挙げるだろう。それが松ヶ瀬隆弥である。見た目は恰幅が良く、派手な髪色とサングラスで近寄り難い印象だ。それなのに、麻雀の打ち筋は極めて繊細で、しかも趣味は料理。大きなギャップにやられる麻雀ファンが後を絶たない。この記事では、そんな松ヶ瀬の麻雀と、彼の人物像に可能な限り迫ってみる。

目次

松ヶ瀬隆弥の基本情報・プロフィールデータ

©ABEMA
名前 松ヶ瀬隆弥(まつがせ たかや) 
異名 一騎当千
生年月日 1980年4月11日
出身地 北海道
血液型 B型
趣味・特技 料理
本人公式SNS Twitter
所属団体 RMU
プロ入会年 2009年
主なタイトル 第7期最高位戦Classic
第9期令昭位
好きな牌 [4]
対局時のグッズ サングラス

松ヶ瀬の対局時で印象的なものといえば、派手な髪型ともう1つ、やはりサングラス姿であろう。本人曰く、対局にはサングラスを複数個持っていくとのこと。また、好きな牌が[4]というのは、何か特別な思い出があるといったわけではない。単に盲牌して一番気持ちがいいのが[4]と語っていた。他にも[2][3][③][④]が好みである。

経歴

2009年:RMU入会

2011年:RMUクライマックスリーグ優勝

2012年:第7期最高位戦Classic優勝

2017年:第9期RMUリーグ優勝(現・第9期令昭位獲得)

2018年:RMUアワード2018最優秀選手賞受賞

2021年:EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション優勝

麻雀との出会い・きっかけ

松ヶ瀬が麻雀を始めたきっかけなどについては、本人からの証言がない。しかし、麻雀店に勤務していた時代から、松ヶ瀬はかなりの実力者であったようだ。本人によると、プロ入りしてからフリーでの勝率は30〜40パーセントだそうだが(これもかなりの数字だが)、麻雀店では月に200戦ほど東南線を打って、平均順位が2.1~2.4だったそう。やはり、アマチュア時代からそれくらいの成績を残せないと、プロでも活躍できないのだろう。ちなみに、松ヶ瀬は学生時代に柔道をやっていたそうで、当時は週刊少年ジャンプも簡単に破くことができたらしい。恰幅の良さも納得できる。

松ヶ瀬隆弥の打ち方や雀風

松ヶ瀬の麻雀は「万能型」と評される。門前で構えることもあれば、鳴きもよく使う。守備重視で打っているのかと思いきや、ここぞの場面では攻めに転じる。つまり、ケースに応じて戦法を使い分けるのだ。しかし、安手でアガることは少ない。本人の弁によると、常に3.5翻をベースに手作りを心掛けているそうだ。また、条件戦を意識する打ち方がかなり目立つ。満貫8000点ある手でも、着順の並びのために見逃すシーンなどが見られる。中長期的なメリットを考えて麻雀を打てる選手だ。

松ヶ瀬隆弥の対局時の様子

第9期RMUリーグ

©RMU

最終節を前に大量リードを手にした松ヶ瀨。しかし、ウイニングランともいえる試合でも手は緩めず。印象的なのは1回戦の東2局1本場、[発]ポン[九]ポンの後に取った松ヶ瀬の選択。134568p44sから切ったのは[①]。カン[⑦]よりもカン[②]の方が出やすそうだが、松ヶ瀬から[⑧]は3枚見え。しかも[⑧]は総合順位2位だった多井の現物。攻守両方の面で優れた1打である。直後に多井から[⑦]が放たれ、3900点を直取り。この試合で多井とのトップラスを決めた松ヶ瀬が、あとの3戦を無難に乗り切ってフィニッシュし、見事団体最高のタイトルを初めて手にした。

松ヶ瀬隆弥が優勝/RMUリーグ第11節(最終節)結果

麻雀駅伝2018予選会

RMUチームのアンカーとして松ヶ瀬が出場。どのチームにも優勝するチャンスがあるという状況で出番が回ってきた、RTDルールの全2戦の第1回戦、連盟U-50チームの佐々木寿人が逆転して迎えたオーラス1本場。松ヶ瀬はツモ裏1条件のカン[⑤]待ちだったものの、思い切ってリーチ。これに寿人がペン[七]で追いかけるという打撃戦となったが、寿人が[⑤]を掴んで直撃となり、松ヶ瀬が再逆転した。この積極策が実を結び、自団体に本戦出場権を持ち帰ることができた。

RMUチームが逆転で本戦進出/麻雀駅伝2018 予選会 2日目結果

RMU2020前期クライマックスリーグ

©RMU

2日目の10回戦南1局2本場。松ヶ瀬は総合ポイントで首位だったが、2番手の白田との差は僅かで、この試合の結果次第で逆転もあり得た。ここで松ヶ瀬はホンイツに向かい、[南]ポン[白]ポンで[三][四][六][七]待ちの8000点をテンパイ。上家の多井から[七]は打たれたが、これを見逃した。その後[8]をツモ切ると、白田が聴牌に辿り着く。その聴牌打牌の[六]を捉えた松ヶ瀬はライバルからの直撃に成功した。目先の満貫に飛びつかなかった松ヶ瀬が、見事この大会を制した。

【9/12(土)12:00】RMU・2020前期クライマックスリーグ2日目

SNSでの評価・評判

SNSでの松ヶ瀬の評判は、麻雀の強さを称えるものと、料理に関係するものとに二分された。

2018年、Mリーグ・KADOKAWAサクラナイツが新規参入した際のドラフトで、誰が指名されるかを予想したツイート。結局松ヶ瀬の指名はなかったが、やはり彼のMリーグ入りを熱望する声は以前から多かった。

料理上手ということは、食にも信頼を置けるということである。食と麻雀は松ヶ瀬に聞くのが良いだろう。

数々の麻雀プロからもらったサイン色紙のコレクションは羨ましい限りである。左端中段が松ヶ瀬のサインのようだが、風貌とギャップのある可愛いサインが面白い。

松ヶ瀬隆弥のニュース・こぼれ話

EX風林火山新メンバーオーディションを優勝してMリーガーに

Mリーグ・EX風林火山の新メンバーオーディションに松ヶ瀬も参加した。ABEMAプレミアムで予選の模様は配信され、予選最後の配信卓に松ヶ瀬と現役雀王位の矢島亨プロが同卓。2人で準決勝進出の権利を争う形となったが、最終戦で松ヶ瀬が四暗刻をツモるという劇的な展開に。大逆転で準決勝進出を果たした松ヶ瀬は、決勝でも四暗刻単騎のアガリを決めるなど、要所で本領発揮。抜群の攻守バランスで勝利をおさめ、EX風林火山からのドラフト指名を約束された。

小沼翔、友添敏之、浜野太陽、坂本大志、松ヶ瀬隆也、平良将太が準決勝進出!ワイルドカードは長村大、本田朋広/EX風林火山新メンバーオーディション予選最終結果

松ヶ瀬隆弥が激戦を制して優勝 次期Mリーガーへの切符を勝ち取る/EX風林火山新メンバーオーディション決勝

料理の腕は相変わらず

麻雀ファンには料理上手としても知られる松ヶ瀬。自身のtwitterには、たびたび料理の画像を掲載している。2021年7月には動画を上げ、メロンをまるごと1個使うケーキを作っていた。断面がキレイで、実にSNS映えする出来だ。同じRMUに所属の第12期令昭位・河野高志のYouTubeチャンネルでは、松ヶ瀬が料理の腕を振るう模様が動画でも見られる。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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