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株式会社シグナルトーク代表取締役 栢孝文 「始める、続ける、大きく育てる。愛する麻雀の“弱点”を補うために」【マージャンで生きる人たち 第18回】

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麻雀を始めたのはいつ頃?

「中学校の時、押入れで麻雀牌を見つけたことがきっかけです。まさに大人の遊びをしてみたい年頃だったわけですが、やろうとしたら、父親から時間の無駄だからやってはいけないと叱られました。父は大の麻雀好きだったので、やり始めると夢中になってしまうことがわかっていたからだと思います。でもやるなって言われるとやりたくなってしまうもので、友達と隠れてやってました」

「余談ですが、父は私の結婚式で『祖父も自分も大の麻雀好き。そんな麻雀を社業にしてくれた息子を誇りに思います』と挨拶してくれました。そんな風に思ってくれていたのかと感慨深かったですね」

 

麻雀と仕事に共通していることとは?

「“運との向き合い方”です。麻雀も仕事も運の一時的な浮き沈みがあります。その浮き沈みにも自分の許容範囲のものと、それを超えたものすごいものがあり、それをどう乗り切ればいいのかという部分はまさに共通しています」

「沈んでいるときはどん底でも頑張れるかどうか。ツイてないとか言わず、人のせいにもせず、地道にやれることをやり、あとは運を待つところは麻雀でも仕事でもすごく大事なことです。しかも浮いているときがまた難しく、全部独り占めしようとするのもバランスが悪い。欲が出るのでどんどん前にいくのですが、欲を出しすぎると転落が始まる。上り調子のときにきちんと育て上げていくことは、いい時にどうするのかということで、ここも共通しています。そういった状況下における物事の捉え方は麻雀から学ぶことができます」

 

日常で心がけていることは?

「全部自分のせいだと思って行動しています。仕事もプライベートも麻雀も全部一緒。思い通りにいかない出来事が起きたとき、人のせいにしてしまえば、そういうこともあるよねとなり、それ以上発展することはありません。でも全部自分の責任だと思えば、こんなことも出来るよねと打開案を考えられるようになります。仮に電車の遅延によって遅刻したとしても、遅延証明さえあればOKではなく、結果として始業時間から仕事が出来ないのであれば、自分の責任だと思えるようになれるわけです。ではできることはなんなのか。30分早く出るとか、もしも電車が止まったら、こういう迂回路でも行けるように備えておくとか、駅に着く前に運行状況を調べておくとか。どんな事象をも全部自分のせいだと思えば、工夫や成長が生まれていきます」

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ビジネス、健康、麻雀、漫画。日々あらゆるジャンルの本を読んでいる読書家でもある

 

栢さんにとってマージャンとは?

「生き方そのものです。息を吸うのと同じで、無いと死んでしまうもの。麻雀に注ぐ時間を仕事や家族との時間にあてていけば、もっといろいろ出来るのでは?と言われることもありますが、生き方そのものになっているので、そこを削ってしまうと僕は死んでしまう。そんな関係です」

 

インタビューを終えて

 スキー、スノーボードは登って降りて、登って降りてを繰り返す。麻雀は並べて崩して、並べて崩してを繰り返す。どちらもやらない人から見れば、生産性の無いことの繰り返しと見られがちかもしれない。ではその中で得られるものとはなんなのか。栢さんはそこを突き詰めるため、多くの時間を割いている。「すごい社長だなと思う人全員が麻雀をやっているわけではありません。でもすごい社長が麻雀をやっている場合は、例外なく強いものです」と微笑む栢さんの言葉に、その答えが凝縮されている気がした。

インタビュー・文責:福山純生(雀聖アワー) 写真:河下太郎(麻雀ウオッチ)

 

⬛︎株式会社シグナルトークでは“麻雀愛”のある方を募集しております!

優秀なクリエイターに向けて、常に門戸を開いている株式会社シグナルトーク。通年採用なので、興味のある方はオフィシャルサイトの採用情報からエントリーしてみては。以下は代表取締役 栢孝文さんのコメント。

「麻雀に対する情熱と知識のある方は大歓迎です。採用時に見極めることは、単に愛好家というだけではなく、愛情というレベル、もしくは生き方というレベルにまで達しているかどうか。弊社のお客様はすでに麻雀が大好きな方であるわけで、お客様に喜んで頂けるサービスを展開するためには“麻雀愛”は必須です。具体的には麻雀に関する知識も細かいところであったり、点数計算や戦術のバリエーションに関してだったり、麻雀のいろんな遊ばれ方についての理解であったり、いわゆるそんなに麻雀が好きなんですねと言ってもらえるような域にまで高めていける人です。そして自分の責任だと思って物事を捉えられる人かどうか。そういった姿勢を見極めています。麻雀で生きることは実際大変なことなので。ご応募お待ちしております」

◎株式会社シグナルトーク
http://www.signaltalk.com

 

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