Mリーグの1stシーズンを戦い抜いた初代Mリーガー7チーム21人と藤田晋チェアマン率いるチェアマンチームを加えた8チーム24人のスプリント戦「Mリーグ駅伝」の初日が7月6日(土)に開催された。
レギュレーション
初日:2019年7月6日(土)14時より (Mリーグルール)東南戦4試合、Mリーグルールに準ずる(審判制は採用なし、他は同様)
2日目:2019年7月20日 (土)14時より (三人麻雀)これまでの麻雀駅伝で用いられたルールに、赤牌を入れたもの。全8試合・各チーム6試合出場。
最終日:2019年8月10日(土)14時より (Mリーグルール・スコア2倍)初日同様のルールで、3試合を8チームで戦う。3試合終了後、トータルスコア下位4チームは敗退。 上位4チームで1試合の決勝戦を行う。(ポイントは持ち越し)
出場チーム
チェアマンチーム
赤坂ドリブンズ
EX風林火山
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
TEAM RAIDEN / 雷電
U-NEXT Pirates
チェアマンチームの2人目は熱闘!Mリーグでもおなじみのじゃいさん、3人目は初日は出場せず、藤田チェアマンによると「秘密兵器。プロレベルの内容で打てるイケメンです。しかし誰かはまだ秘密です。」とのこと。次回の3人麻雀に出場するか注目が集まる。
1回戦
A卓のメンバーはたろう(ドリブンズ)、松本(ABEMAS)、朝倉(Pirates)、近藤(フェニックス)
接戦を制して競り勝ったのは松本。朝倉は9700点持ちのラス目と苦しい状況でオーラスを迎えたが、たろうの先制リーチ、近藤の仕掛けのテンパイに追いつき3000・6000をアガり3着に浮上して終了。たろうが東1局の跳満以上確定リーチを打ったが実らず苦しい4着となった。
トップを取った松本は「2万点代のちいさなトップとなりましたがトップを確保できてうれしいです。やはりこの場所でやる麻雀は興奮、緊張感が格別で気持ち入りました。実は朝倉選手はシーズン中同卓がなかったので対戦できてうれしかったです。特にチェアマンチームには負けられないので、残りの戦いの全力で臨みます。この駅伝を勝って来季に望みたいと思います。」
順位 | チーム名 | 選手 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | ABEMAS | 松本吉弘 | 49.2 |
2 | フェニックス | 近藤誠一 | 7.4 |
3 | Pirates | 朝倉康心 | ▲16.0 |
4 | ドリブンズ | 鈴木たろう | ▲40.6 |
B卓のメンバーは亜樹(風林火山)、高宮(麻雀格闘倶楽部)、瀬戸熊(雷電)、じゃい(チェアマン)
激しい攻撃合戦が予想された対戦は南3局までは接戦で進んだが、南3局に高宮が3000・6000をアガりリード。しかしオーラス親番のじゃいが6000オールの一撃でまくりきってトップを獲得。
トップを取ったじゃいは「ずっと楽しくてわくわくしてました。僕は結局6000オールの1回しかアガっていなかったので、効率いいラッキーなトップでした。後はチェアマンがやってくれると思います!」
順位 | チーム名 | 選手 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | チェアマン | じゃい | 60.2 |
2 | 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | 11.7 |
3 | 雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲21.2 |
4 | 風林火山 | 二階堂亜樹 |
▲50.7 |
2回戦
A卓のメンバーは萩原(雷電)、園田(ドリブンズ)、高宮(麻雀格闘倶楽部)、石橋(Pirates)。
接戦を制して競り勝ったのは高宮。東1局に3軒リーチが発生したが萩原に7700の放銃。しかしそこから跳満ツモで追いつき、オーラスの七対子・赤1のアガリで逆転トップとなった。
高宮は「久しぶりにこの場所でトップがとれたので、前原さんのまねをして天を仰いでみました。」と語った。
順位 | チーム名 | 選手 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | 55.0 |
2 | 雷電 | 萩原聖人 | 14.0 |
3 | ドリブンズ | 園田賢 | ▲23.1 |
4 | Pirates | 石橋伸洋 | ▲45.9 |
B卓のメンバーは多井(ABEMAS)、藤田(チェアマン)、勝又(風林火山)、魚谷(フェニックス)
藤田チェアマンがトップ目でオーラスを迎えたが、3着目で迎えた多井が2000・4000で藤田をかわしてトップとなった。
順位 | チーム名 | 選手 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | ABEMAS | 多井隆晴 | 60.2 |
2 | チェアマン | 藤田晋 | 11.7 |
3 | 風林火山 | 勝又健志 | ▲21.2 |
4 | フェニックス | 魚谷侑未 |
▲50.7 |
3回戦
A卓のメンバーは寿人(麻雀格闘倶楽部)、村上(ドリブンズ)、魚谷(フェニックス)、チェアマン(じゃい)
東1局にじゃいが2軒リーチを受けながらも仕掛けて3000・6000をアガるスタートとなったが、南2局に村上が8000をアガりトップ目に浮上。その後南3局で親番を迎えた寿人が4着目から8000オールの一撃を決めて一気にトップ逆転。オーラスは接戦のトップ争いだったが4着目の魚谷がじゃいから8000をアガり魚谷が3着に浮上。寿人の逃げ切りトップとなった。
トップを取った寿人は「どうなることかと思いましたね。南3局まで全然アガれなくて。3pがいてくれてると思いましたので。思い切ってよかったです。」
順位 | チーム名 | 選手 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | 51.3 |
2 | ドリブンズ | 村上淳 | 8.7 |
3 | フェニックス | 魚谷侑未 | ▲18.0 |
4 | チェアマン | じゃい | ▲42.0 |
B卓のメンバーは亜樹(風林火山)、萩原(雷電)、白鳥(ABEMAS)、小林剛(Pirates)
1回戦4着となった亜樹が東1局の4000オール、東4局にはリーチ・ツモ・チンイツ・平和・一盃口・赤1の三倍、6000・12000を決めて鬱憤を晴らす大トップを獲得した。オーラスは白鳥は3着目に浮上する2000・4000のアガリを決めた。
亜樹「1戦目に、ちょっと攻撃的にいこうと思って打って4着になってしまったので、今度はトップが取れてよかったです。チンイツはリーチを受けてほぼ変化がなくなったので、リーチに踏み切りました。」と語った。
順位 | チーム名 | 選手 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 風林火山 | 二階堂亜樹 | 85.9 |
2 | 雷電 | 萩原聖人 | 1.6 |
3 | ABEMAS | 白鳥翔 | ▲30.0 |
4 | Pirates | 小林剛 |
▲57.5 |
4回戦
A卓のメンバーは茅森(フェニックス)、瀬戸熊(雷電)、園田(ドリブンズ)、勝又(風林火山)。
東1局の親番で茅森が猛チャージ、昨期打点王の実力を見せ12000、18000を連続で勝又からアガり一気に勝負を決めた。
トップを取った茅森は「待ちが良かったので欲を言えばツモりたかったですがいいアガリができてよかったです。出番が4回目だったので早く出たくてウズウズしてました。しっかりトップが取れてうれしいです!」と語った。
順位 | チーム名 | 選手 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | フェニックス | 茅森早香 | 85.7 |
2 | 雷電 | 瀬戸熊直樹 | 23.3 |
3 | ドリブンズ | 園田賢 | ▲17.7 |
4 | 風林火山 | 勝又健志 | ▲91.3 |
B卓のメンバーは石橋(Pirates)、藤田(チェアマン)、多井(ABEMAS)、前原(麻雀格闘倶楽部)
東1局にリーチ・ツモ・平和・三色・赤2の3000・6000をアガった石橋がリード。オーラスに親の藤田も追い上げたが1本場で石橋が2000・4000で締めくくりチームに初トップをもたらした。
トップを取った石橋は「東1局に跳満をアガれて、その後は展開よく局が進行してうまくトップが取れました。今年は積極的にトップを取りに行く麻雀をしようと思っていて、その通りに今日は打てていたと思います。次につながるトップが取れてよかったです!」と喜びを語った。
順位 | チーム名 | 選手 | ポイント |
---|---|---|---|
1 | Pirates | 石橋伸洋 | 67.9 |
2 | チェアマン | 藤田晋 | 10.8 |
3 | ABEMAS | 多井隆晴 | ▲25.2 |
4 | 麻雀格闘倶楽部 | 前原雄大 |
▲53.5 |
次回の二日目はは7月20日(土)に三人麻雀で行われる。