Mリーグ2020レギュラーシーズンが3月12日に閉幕。麻雀ウォッチではレギュラーシーズンの各種データを公開します!
過去3シーズンの個人連対回避率!
▼【個人平均順位データ】堀、多井、寿人がトップスリー!トータルポイントとの比例関係は・・・!?【データから見るMリーグ #10】
▼【個人トップ率&4着回避率】トップ率1位は内川、4着回避率は小林が首位!トータルスコアとの相関関係も要チェック!【データから見るMリーグ #12】
先日個人別の平均順位、トップ率&4着回避率データを掲載したが、今回は連対率について掲載する。トータルポイントとの親和性も確認していく。
2018シーズンはMVPの多井が連対率も首位となった。この年の面白い点としては、50%を越える選手は全員ポイントがプラスであること、風林火山が3人とも連対率が50%であること、同じ連対率50%でもトータルポイントで470ポイント程度の大きな差が生まれることがあるという点が挙げられるだろう。
2019シーズンはMVPの魚谷が連対率も首位。この年は連対率が50%を越えていても苦戦する選手、または50%以下でもプラスしている選手もいたが、大きくポイントをプラスしている選手が軒並み連対率も上位という傾向が見られた。連対率60%を越えている選手は5名で、全員200ポイント以上プラスしている。
2020シーズン連対率首位は多井、調子の良い選手と苦しむ選手の2局化が激しく、連対率とトータルポイントが連動している選手が多くなった。連対率60%を越える選手は6名で、全員が200ポイントを越える結果となった。
3シーズン合計の連対率
3シーズン分の連対率を下記にまとめた。
順位 | 選手名 | 連対率/試合数 | 通算スコア |
1位 | 堀慎吾 | 64.29%/28試合 | 275.6 |
2位 | 多井隆晴 | 63.29%/79試合 | 922.1 |
3位 | 日向藍子 | 57.58%/33試合 | 56.7 |
4位 | 佐々木寿人 | 56.25%/96試合 | 803.1 |
5位 | 近藤誠一 | 55.88%/68試合 | 429.7 |
6位 | 松本吉弘 | 55.84%/77試合 | 48.3 |
7位 | 内川幸太郎 | 55.36%/56試合 | 435.6 |
8位 | 小林剛 | 54.55%/88試合 | 432.9 |
9位 | 村上淳 | 53.42%/73試合 | 327.6 |
10位 | 黒沢咲 | 53.09%/81試合 | 460.7 |
11位 | 前原雄大 | 52.94%/68試合 | -86.7 |
12位 | 沢崎誠 | 51.61%/62試合 | -46.3 |
13位 | 魚谷侑未 | 51.25%/80試合 | 23.0 |
14位 | 勝又健志 | 50.00%/92試合 | -56.9 |
14位 | 園田賢 | 50.00%/86試合 | -283.1 |
16位 | 朝倉康心 | 49.33%/75試合 | -258.6 |
17位 | 滝沢和典 | 47.92%/96試合 | 128.6 |
18位 | 白鳥翔 | 47.89%/71試合 | 86.1 |
19位 | 茅森早香 | 47.44%/78試合 | -113.1 |
20位 | 瀬戸熊直樹 | 46.24%/93試合 | -205.5 |
21位 | 鈴木たろう | 45.68%/81試合 | -89.0 |
22位 | 石橋伸洋 | 45.16%/62試合 | -520.4 |
23位 | 二階堂亜樹 | 44.44%/72試合 | -372.9 |
24位 | 岡田紗佳 | 44.12%/34試合 | -119.2 |
25位 | 萩原聖人 | 43.02%/86試合 | -773.3 |
26位 | 瑞原明奈 | 42.86%/35試合 | -219.7 |
27位 | 高宮まり | 42.11%/57試合 | -420.4 |
28位 | 和久津晶 | 41.18%/34試合 | -410.9 |
29位 | 丸山奏子 | 40.00%/20試合 |
-243.7 |
30位 | 藤崎智 | 38.46%/39試合 | -230.3 |
連対率1位は1シーズンのみの結果だがサクラナイツ・堀慎吾、僅差の2位にABEMAS・多井で60%オーバーは2名のみとなった。連対率10位までの選手はトータルプラスとなっており全体的な相関関係も確認できた。トータル60%越えは2人のみという結果から、60%が一つの大台と言えるだろう。
次回はチームのアガリ率、アガリ率×平均打点のデータを確認していく。
※データはすべて2021年3月12日終了時点。全レギュラーシーズンのデータ