Mリーガー21名の交渉権が確定　萩原聖人は1位指名【Mリーグドラフト会議】

麻雀プロリーグ「Mリーグ」は8月7日、品川のグランドプリンスホテル高輪でドラフト会議を開催。約2000名の麻雀プロの中から、参加7チームが3名ずつ、計21名を指名した。

直前にプロ入りを表明した俳優の萩原聖人は、TEAMRAIDEN/雷電から1位指名された。

直前の囲み取材では「不安がすごく大きい。指名されることを祈っています。」と緊張した面持ちだった萩原。TEAM RAIDEN/雷電（電通）から1位指名が決まると「泣きそうでした。負担と期待で。名前が呼ばれるまでは、大丈夫かなという気持ちがありました。」とホッとした表情で振り返り、「麻雀に興味がない方に、この人が出ているんだったら見てみようかなと思ってもらいたい。パイオニアに選ばれた使命としてMリーグを広め、世界最高のステージにしたいと思っています。」とMリーガーとしての意気込みを語った。

ドラフト会議の模様はAbemaTVで生中継された。

▼指名後の各チームのインタビューなど動画にまとめました

発表された内容

1巡目は重複無しで各チーム交渉権を獲得
萩原聖人がTEAMRAIDEN/雷電から1位指名
2巡目も重複無しで各チーム交渉権を獲得
3巡目で3チームが鈴木たろうを競合し、抽選の結果、赤坂ドリブンズが交渉権を獲得
Mリーガー21人のうち、5人が女性
五団体の内訳は、連盟11人、最高位戦6人、協会2人、RMU1人、連合1人
2018年9月上旬に、正式に決定した各チーム所属選手を発表予定

直前インタビュー

指名される自信はないですが、麻雀業界全体として応援していかなければならないです（小林剛）

（指名される自信について）自分でどうにかできるわけじゃないので。ただ待つだけなんですけど。でも普段の麻雀では味わえないワクワクした感じはありますね（佐々木寿人）

おそらく当落線上。どうなるかなあという気持ちです（石橋伸洋）

不安しかないです。とてもドキドキしています（村上淳）

自分はどちらかというと外部からニュートラルに見ている立場なのですが、強い21人が選ばれると嬉しいです（坂本大志）

選ばれるかわかりませんが、どちらの立場になっても、Mリーグの発展を心から祈っています（金太賢）

革命に立ち会えたことが嬉しい。自分が選ばれるかはわかりませんが、プロであることがMリーグに立ち会っていると同じだと思う。どちらの立場でも尽力していきたいと思います（松本吉弘）

ドラフト方式

（1）全チームの1巡目指名選手を発表
（2）該当チーム代表者が交渉権をかけたクジを引く順番を決定
（3）該当チーム代表者が番号順にクジを引き、交渉権を決定
（4）外れたチームで指名を行い、被りがなくなるまで（2）（3）を繰り返す

※1巡目まで全てのチームが選手決定次第、2巡目の指名へ
※3巡目まではこの流れを繰り返し

ドラフト会議で、各チーム3名を指名し、交渉権を獲得。
ドラフト会議後に各チームが交渉に入り、後日正式に所属選手が決定する。
合意に至らなかったチームが出た場合、緊急理事会を開いて指名を再度行う。
万が一、交渉が決裂した場合、（合意に至らなかったプロは）再度の指名対象にはならないため、本年のMリーグへの参加はできない。

指名選手

チーム名	1位	2位	3位
KONAMI 麻雀格闘倶楽部	佐々木寿人(連)	高宮まり(連)	前原雄大(連)
渋谷 ABEMAS	多井隆晴(R)	白鳥翔(連)	×鈴木たろう(協) 松本吉弘(協)
セガサミーフェニックス	魚谷侑未(連)	近藤誠一(最)	茅森早香(最)
EX 風林火山	二階堂亜樹(連)	滝沢和典(連)	勝又健志(連)
TEAM RAIDEN/雷電	萩原聖人(連)	瀬戸熊直樹(連)	黒沢咲(連)
赤坂ドリブンズ	園田賢(最)	村上淳(最)	鈴木たろう(協)
U-NEXT Pirates	小林剛(μ)	朝倉康心(最)	×鈴木たろう(協) 石橋伸洋(最)