Mリーグ2020レギュラーシーズンが3月12日に閉幕。麻雀ウォッチではレギュラーシーズンの各種データを公開します!
3シーズン合計のリーチ率、リーチ時アガリ率
今回は選手別の3シーズン分のリーチ率、リーチ時アガリ率を下記にまとめた。
順位 | 選手名 | リーチ率/試合数 | 通算スコア |
1位 | 佐々木寿人 | 28.82%/96試合 | 803.1 |
2位 | 高宮まり | 25.43%/57試合 | -420.4 |
3位 | 瑞原明奈 | 23.95%/35試合 | -219.7 |
4位 | 鈴木たろう | 23.71%/81試合 | -89.0 |
5位 | 瀬戸熊直樹 | 23.57%/93試合 | -205.5 |
6位 | 岡田紗佳 | 22.82%/34試合 | -119.2 |
7位 | 萩原聖人 | 22.49%/86試合 | -773.3 |
8位 | 松本吉弘 | 22.39%/77試合 | 48.3 |
9位 | 近藤誠一 | 22.38%/68試合 | 429.7 |
10位 | 前原雄大 | 22.13%/68試合 | -86.7 |
11位 | 朝倉康心 | 22.09%/75試合 | -258.6 |
12位 | 茅森早香 | 21.70%/78試合 | -113.1 |
13位 | 黒沢咲 | 21.50%/81試合 | 460.7 |
14位 | 村上淳 | 21.48%/73試合 | 327.6 |
15位 | 石橋伸洋 | 21.46%/62試合 | -520.4 |
16位 | 日向藍子 | 21.14%/33試合 | 56.7 |
17位 | 魚谷侑未 | 20.87%/80試合 | 23.0 |
18位 | 多井隆晴 | 20.41%/79試合 | 922.1 |
19位 | 小林剛 | 19.92%/88試合 | 432.9 |
20位 | 内川幸太郎 | 19.76%/56試合 | 435.6 |
21位 | 丸山奏子 | 19.69%/20試合 |
-243.7 |
22位 | 園田賢 | 19.59%/86試合 | -283.1 |
23位 | 堀慎吾 | 19.49%/28試合 | 275.6 |
24位 | 勝又健志 | 19.23%/92試合 | -56.9 |
25位 | 白鳥翔 | 19.07%/71試合 | 86.1 |
26位 | 二階堂亜樹 | 18.64%/72試合 | -372.9 |
27位 | 滝沢和典 | 18.59%/96試合 | 128.6 |
28位 | 沢崎誠 | 18.41%/62試合 | -46.3 |
29位 | 和久津晶 | 17.77%/34試合 | -410.9 |
30位 | 藤崎智 | 16.55%/39試合 | -230.3 |
リーチ率上位3人は寿人、高宮、瑞原。実際の試合での印象通りリーチ主体に戦う選手が上位となった。寿人のリーチ率28.82%は驚異的なリーチ率。このリーチ率でバランスの良い成績が残せることは寿人の麻雀能力の高さの証明になるだろう。上位7人までの選手でトータルスコアがプラスになっているのは寿人のみ。リーチ率の高さがトータルスコアに直結はしないと言えるだろう。
続いて選手別リーチ時アガリ率を確認する。
順位 | 選手名 | リーチ時アガリ率/試合数 | 通算スコア |
1位 | 堀慎吾 | 62.30%/28試合 | 275.6 |
2位 | 小林剛 | 57.69%/88試合 | 432.9 |
3位 | 岡田紗佳 | 54.64%/34試合 | -119.2 |
4位 | 多井隆晴 | 54.55%/79試合 | 922.1 |
5位 | 松本吉弘 | 51.89%/77試合 | 48.3 |
6位 | 黒沢咲 | 51.89%/81試合 | 460.7 |
7位 | 滝沢和典 | 51.17%/96試合 | 128.6 |
8位 | 内川幸太郎 | 51.13%/56試合 | 435.6 |
9位 | 村上淳 | 51.04%/73試合 | 327.6 |
10位 | 藤崎智 | 50.68%/39試合 | -230.3 |
11位 | 萩原聖人 | 50.44%/86試合 | -773.3 |
12位 | 二階堂亜樹 | 49.38%/72試合 | -372.9 |
13位 | 前原雄大 | 49.17%/68試合 | -86.7 |
14位 | 近藤誠一 | 48.95%/68試合 | 429.7 |
15位 | 勝又健志 | 48.42%/92試合 | -56.9 |
16位 | 高宮まり | 47.19%/57試合 | -420.4 |
17位 | 和久津晶 | 47.14%/34試合 | -410.9 |
18位 | 白鳥翔 | 46.88%/71試合 | 86.1 |
19位 | 瀬戸熊直樹 | 46.32%/93試合 | -205.5 |
20位 | 茅森早香 | 45.93%/78試合 | -113.1 |
21位 | 日向藍子 | 45.88%/33試合 | 56.7 |
22位 | 佐々木寿人 | 45.51%/96試合 | 803.1 |
23位 | 園田賢 | 44.78%/86試合 | -283.1 |
24位 | 鈴木たろう | 44.25%/81試合 | -89.0 |
25位 | 朝倉康心 | 43.96%/75試合 | -258.6 |
26位 | 沢崎誠 | 43.96%/62試合 | -46.3 |
27位 | 丸山奏子 | 41.18%/20試合 |
-243.7 |
28位 | 魚谷侑未 | 41.09%/80試合 | 23.0 |
29位 | 石橋伸洋 | 39.41%/62試合 | -520.4 |
30位 | 瑞原明奈 | 38.89%/35試合 | -219.7 |
リーチ時アガリ率上位3人は堀、小林、岡田。こちらの指標では上位9人中8人がトータルスコアプラスとなっており、リーチ率以上にトータル成績に相関関係があることが伺えた。リーチはリスクとリターンが隣り合わせな行為。成功率が高ければ高いほどリーチ時の失点率も低いと言える。
リーチ成功率を高めるためには、早い巡目でリーチを打つこと、なるべく山に多い待ちでリーチをすることなどが挙げられるが、当然運の要素も味方につけなくてはいけない。実力の要素と運の要素どちらも重要となってくる難しい指標と言える。
特にリーチ関連で特徴的なデータとなったのはサクラナイツ・岡田。全体のアガリの約68%がリーチのアガリとなっており、リーチ率、リーチ成功率も上位とリーチを主眼にゲームを組み立てていることがわかる。積極的な攻撃で今後も更なる進化を見せるだろう。
また、アガリ時割合のリーグ平均はリーチ52.10%、ダマ16.65%、副露31.24%となっている。
こちらはチーム別データとなるが、風林火山と麻雀格闘俱楽部のリーチ率、放銃率のデータ。リーチ率では麻雀格闘俱楽部が1位、風林火山が8位だが、放銃率では麻雀格闘俱楽部が8位、風林火山が2位となっている。大きなアガリに繋がることもあるが、リスクが伴う行為でもあることがわかる。チーム、選手の個性も色濃く出る場面とも言えるだろう。
次回はチーム別副露率、副露時アガリ率のデータを確認していく。
※データはすべて2021年3月12日終了時点。全レギュラーシーズンのデータ